詠み人知らずさん
のうた一覧
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あの月の下で激しく吠えるだろう打ち捨てられた私の骸は
平成二十二年七月二十日
4
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ねぇ訊いて? だれがこまどり殺したのって それはわたしと わたしが言うから
平成二十二年三月十五日
1
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今はもうほんのり優しい夢のよう僕らがこの星に生きていたこと
平成二十二年三月十日
4
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ひとつずつ回収されてゆくいのち少し眠って還っておいで
平成二十一年十二月二十八日
9
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「うん すごく こわかったんだ きみがしぬ ゆめをみたのに かなしくなくて」
平成二十一年十二月六日
6
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「何にもない」が空からしとしと降ってくる 「何にもない」が街に満ちゆく
平成二十一年十二月二日
4
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僕たちが滅びることを許されるいつかの雨はきっと優しい
平成二十一年十一月二十七日
9
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朗読されているのはわたしの人生すべて。わたしは死ぬのだと悟る。
平成二十一年十月二十八日
3
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わたくしの骨で楽器をつくりなさい 忘却の彼方でわたしを弾きなさい
平成二十一年十月二十一日
6
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膝まくらしてあげるよ二人で聞こう地球が最後に自転する音
平成二十一年六月十八日
6
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おやすみなさいおやすみなさい地球と一緒におやすみなさい
平成二十一年六月十三日
4
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振り向いて「まだついてくる?」と微笑みし君の膝まで琥珀の水面
平成二十一年三月十六日
5
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もはや満ち欠けることのない月が廻りつづけてゐる 闇に
平成二十一年三月四日
4
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せんばづる 窓枠越えて飛び立ってこの子のいのちを銜えて戻れ
平成二十一年二月二十二日
5
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存在とその名前との結び目が やさしくほどかれ そしてふわりと
平成二十年十二月十五日
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魂ごとゆっくり朽ちてゆきましょう 水底の骨は輪廻を拒む
平成二十年十二月九日
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花を摘み冠を編んであげましょう気化して宙へ還る日のため
平成二十年十一月二十四日
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キャンディ屋 雪降る路地に屋台をひらく裸足の子らがたどり着くまで
平成二十年十一月二十二日
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キャンディ屋 キャンディを降らす雨のごと 路上で冷たくなりゆく子らに
平成二十年十一月二十一日
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