備前 大輔さん
のうた一覧
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山霧の曇りも晴れし心地かな墓守たらんと家に帰る日
平成二十六年八月十五日
4
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我が家族血筋たらしむ系譜あり羽蟻のごとく男子が蝕む
平成二十六年七月三日
2
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まだ赤き頬を受話器に君は言う親になったと父になったと
平成二十六年六月二十八日
9
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未だ呼ぶ名さえ持たざる孕み子の母似の寝顔思う春の夜
平成二十六年六月二十八日
11
東海歌壇投稿歌
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股座のうろに芽生えし孕み子よ受肉の時に何を祈らむ
平成二十六年六月二十八日
4
東海歌壇投稿歌
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孕み子よ父のくびきも母の目も知らざる汝れが何に祈らむ
平成二十六年六月二十八日
4
東海歌壇投稿歌
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空想の父を殺せし夏の日に野辺に座りて母を探せり
平成二十六年六月八日
4
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我が中に滾る潮の一滴母の血ならむ誰の血ならむ
平成二十六年六月七日
4
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仕事場を出でて家路を幾十分母祖母のほか浮かぶ顔無し
平成二十六年五月十八日
1
未婚なので
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この夕べ遊べや遊べ不孝者持たざる我ら今、AllOut
平成二十六年五月十七日
1
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省みる者なく死せる拾い髪葬列のごと並びさやけし
平成二十六年五月十七日
0
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書家一人紙の大河に漕ぎ出づる黒く澪引く古筆の櫂
平成二十六年三月十日
3
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寝ては醒め濁る意識で一夜越す終わらぬ夢に朝鳥の声
平成二十六年三月十日
2
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母の持つ震える碗の米白しかいな枝垂れて寄る辺なき爪
平成二十六年一月十八日
4
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ぼろきれの我に仇為す男等の同じ血憎む我も加えて
平成二十六年一月十三日
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車椅子を借り 祖母と行く池の端 幾年ぶりかふたり秋見る
平成二十五年九月二十九日
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車椅子に祖母を乗せつつ声も出ず二人で四足の還らざる日々
平成二十五年九月二十九日
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夕餉にて我のみ黙し語らざる我があぎともて穀を潰せり
平成二十五年八月二十四日
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光無く汗蒸す部屋で伏す祖母の瞳は映さず孫の非さえも
平成二十五年八月二十四日
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水無月に祖母に乞われて幾度も氷求めて熱道を踏む
平成二十五年八月二十三日
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