備前 大輔さん
のうた一覧
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ああ三度生業を変え身を濡らす夜雨にけぶる桜木の下
平成二十七年五月九日
9
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潮のごと無聊のこころ満ちる朝母の背見つつ外套を着る
平成二十七年三月九日
5
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星無き夜紙切れを手につく家路どこかへ行こう何処へ行こう
平成二十七年一月十日
1
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紙切れの片言隻句に浮き沈む人の寄る辺は何処にありや
平成二十七年一月十日
3
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さあ辞めよう今すぐ辞めよう明日辞めようでも、しか、けれど、きっとこれから
平成二十七年一月七日
1
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ポケットのコインを弄り立ち尽くす待つほど長き昼ならなくに
平成二十七年一月七日
1
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我を負いし背の固肉を摩る夜祖母は語らず孫は語れず
平成二十六年九月六日
3
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祖母は名を孝恵と言えり遠き地の孝薄き背は何を与えふや
平成二十六年九月六日
3
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惚れて買い十日ののちに失しけむタイピンの像誰に添うらむ
平成二十六年八月三十一日
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現在推量の「らむ」「らし」の区別...
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我が生を評す者あり戯れに蟻踏むがごと犬追うがごと
平成二十六年七月十九日
2
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杯のなか揺らぐ月円三度干す梅雨の夜に人を送らん
平成二十六年七月十九日
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今日もまた役所めぐりの旅からす黒き尾羽を濡らし群れゆく
平成二十六年六月十日
3
スーツの蒸れる季節となりました。
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母が手の襤褸切れに似し土曜朝残る白地を探し寝にけり
平成二十六年五月二十四日
2
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長き脚眺めていたり電車席対面の子等何処へゆかむ
平成二十六年五月十一日
1
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靴墨の香も薄れゆくこのときに走れ走れよ甘き汗もて
平成二十六年三月二十二日
1
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爪皮と共に歪んだ古き靴皺と傷もて「所有」を刻めり
平成二十六年三月二十二日
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訪ね往きし舎の白壁に黒々と浮かぶ上司の面を蹴りたり
平成二十六年三月二十一日
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革靴で十六文キックは良くない。
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夕間暮れ日の給金でパン買いぬ膝にすがりし野良猫を追い
平成二十六年三月十三日
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東海歌壇投稿歌
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一日の有象無象の哀楽がパンと並んで腹で溶けゆく
平成二十六年三月八日
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駅を継ぎ書類を供に役所旅一字の影に愛憎が浮く
平成二十六年二月二十二日
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