備前 大輔さん
のうた一覧
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煤煙のたなびく空を思い出す見上げる余暇もない春の夜に
平成二十七年五月二十四日
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今日は聖ゲオルギウスの祝い日か春の朝発つ汝れは語りき
平成二十七年五月十日
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ああ三度生業を変え身を濡らす夜雨にけぶる桜木の下
平成二十七年五月九日
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潮のごと無聊のこころ満ちる朝母の背見つつ外套を着る
平成二十七年三月九日
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地に伏した屍よ屍汝が声はもはや響かじ青繁る葉に
平成二十七年一月十日
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星無き夜紙切れを手につく家路どこかへ行こう何処へ行こう
平成二十七年一月十日
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紙切れの片言隻句に浮き沈む人の寄る辺は何処にありや
平成二十七年一月十日
3
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夜を越えて裸眼に歪む輪郭と吐息が白く溶け混ざりゆく
平成二十七年一月八日
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矮小も不遜も祈りもこぼれゆく櫛の歯に似た十本の指
平成二十七年一月八日
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脈褪せて赤黄に透ける病葉を地へ抱きとれ若き北風
平成二十七年一月七日
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さあ辞めよう今すぐ辞めよう明日辞めようでも、しか、けれど、きっとこれから
平成二十七年一月七日
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ポケットのコインを弄り立ち尽くす待つほど長き昼ならなくに
平成二十七年一月七日
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舌を刺す細い吐息の熱をもて渇けよ膚よ劣情の目よ
平成二十六年九月二十八日
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舌の上で麩菓子が弾け消ゆるごと蝉啼きたてり朱に染まりつつ
平成二十六年九月二十八日
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醒めて醒めて強張る五指の隙間より零れる汗と願望の滓
平成二十六年九月二十七日
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瞼の弛緩の度に腐りゆく肉叢の火を消せよ夏雨
平成二十六年九月七日
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我を負いし背の固肉を摩る夜祖母は語らず孫は語れず
平成二十六年九月六日
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祖母は名を孝恵と言えり遠き地の孝薄き背は何を与えふや
平成二十六年九月六日
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惚れて買い十日ののちに失しけむタイピンの像誰に添うらむ
平成二十六年八月三十一日
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現在推量の「らむ」「らし」の区別...
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子を産みしホットパンツの新母に注がれし香の匂い立つ夏
平成二十六年八月十七日
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