田中悟さん
のうた一覧
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こんな日にブーツの踵壊れてるけれども歩くボブ・ディラン聞き
平成二十六年十月三日
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路地裏をぶらりと歩き角曲がり想定外の夕日に出会う
平成二十六年十月三日
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大袈裟で実はとってもちっぽけな言い訳をして生きてるのかも
平成二十六年八月十九日
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なんとなく優しい気分欲しくってジャムとバターをパンに重ねた
平成二十六年七月二十九日
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追いかけているでもなしに幸せな君にケセランパサランが飛ぶ
平成二十六年六月十日
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僕のあの途切れちまった五線紙の続きを君と二人で歌う
平成二十六年五月三日
4
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手を繋ぎながら僕らが見つめてる動物園を歩くペンギン
平成二十六年四月十六日
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ひとかけら転がり落ちて無くなったたったそれだけそれだけのこと
平成二十六年二月二十二日
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雨の日は絵具で塗った街の色すべてが水にとけて優しく
平成二十六年二月二十一日
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出来るだけ優しい言葉捧げたい君の記憶に降り積もるから
平成二十六年二月二十一日
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心ってまるで鳥とか蝶みたい時々空にそっと羽ばたく
平成二十六年二月十七日
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感傷にシャウトしながらスモーキンビリー聞いてるミルクこぼれて
平成二十六年二月十七日
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何もない夜をふたりで見つめてる窓ガラスほら影絵みたいだ
平成二十六年二月十六日
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とんがったピースを押さえ手を切った感覚さえも忘れる涙
平成二十五年十一月二十日
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あの時と違う涙がこぼれてる線路の向こう月は輝く
平成二十五年十一月二十日
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空にしか答えがないのかってほど目をそらしてる涙こぼれて
平成二十五年十月八日
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外に出てキョロキョロとして何となく空に見とれたそんなゴミの日
平成二十五年九月十二日
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枕木の上にとまったオニヤンマ見つけたけれど君に云えない
平成二十五年九月六日
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行き止まりなんだと思い佇めばこっちだよって夏風吹いた
平成二十五年九月二日
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耳の中聞こえる雨の囁きにどうかこのまま僕を洗って
平成二十五年九月二日
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