白亜さん
のうた一覧
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煙りゆく街のかたちや 夕立は鬼の唸りとおもふつかのま
平成二十五年八月三十一日
13
きまぐれに街のかたちを奪ふ夕暮
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瓦打つ激しき雨は夕暮に咲きみだれ散る波の花かも
平成二十五年八月三十一日
7
今年は豪雨のニュースが多かったで...
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零れ出づる汗の滴は印なるらん 熱る頭に蝉の鳴き初む
平成二十五年七月十五日
6
連日の暑さでまいってしまいます。...
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跌にかさりとささめく空蝉の琥珀まばゆき夏の朝焼け
平成二十五年七月十五日
10
蝉の抜け殻を見つけました。 暑...
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夕闇に雨垂まとふ紫陽花の一日消しゆく白のまばゆさ
平成二十五年七月四日
5
咲くことはいつか散ること。 消...
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暗がりにほかりと浮かぶ白紫陽花 雲隠らひし昨夜の月影
平成二十五年七月四日
6
小路にはまどかなる白ほのあかき灯...
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水滴を集むる花よ 暗雲の朝にちひさき湖ひらけ
平成二十五年七月四日
9
お久しぶりです。紫陽花の歌をいく...
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春淡し行きかふ人らを見おくりぬ 朝影ぬちに生るるさみどり
平成二十五年四月六日
10
葉桜にも独特の美しさがあって、魅...
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小余綾の急ぎひらくる春なればさくらのいろよ まなうらにあれ
平成二十五年四月三日
6
今年の桜は思ったより咲くのが早か...
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仰ぐ眼に白のうつろひ 花細しさくら天より垂れてをりぬ
平成二十五年四月三日
11
お花見に行ってきました。 桜の...
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深くまで身をや射るらん 冬の夜の月のひかりの鋭きまなざしは
平成二十四年十二月一日
7
冬の満月を見ました。 どこか厳...
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淡き雲を透きてほのかな月影を ひそと逃して夜の闇ぞ濃き
平成二十四年十月八日
8
なかなか、きれいな秋の月を 見...
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名月の全き姿をかくしては など愛しき夜に雨は降るらん
平成二十四年九月三十日
13
秋の月の歌は、また今度ですね。
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夕されば木の間に飛び交ふ雀らは さやにさやげとなほ鳴きやまず
平成二十四年九月十六日
6
朝も賑やかですが・・・ 夕方に...
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波おとをはるかに聞きし朝の窓 花の香かげば潮の香ぞする
平成二十四年五月七日
12
君を見し夢のあとには海のおと
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潮の香に誘はれたる眼には 波に揺りたる海鳥のかげ
平成二十四年五月七日
8
神戸の海辺にて。
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軽やかに春 奏でをり 花びらと川のほとりを歩むひとらは
平成二十四年四月十九日
11
川はいま桜ただよふ楽譜かな
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そら豆をはくりと噛めば大地からとどいた曲のはじまり はじまり
平成二十四年四月八日
8
土のにおい、雨のおと、 おしえ...
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菜のはなと君のくちびるふれるとき ぷちん、と滴のはじける音す
平成二十四年四月八日
12
ささやかな音のこぼれる昼下がりの...
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春風にまるくちひさき梅散れば ほのかかをりを身にまとひゆく
平成二十四年三月二十八日
8
梅を見にいった日はお天気もよく、...
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