佐倉さぐさん
のうた一覧
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この世をば去らむ一夜の慰みに ドレスコードは黒の盛宴
平成二十六年一月二十四日
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冷蔵庫開けて冷気を浴びてこそ 夏の乙女は鮮度を保つ
平成二十七年六月三日
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少女らを閉じ込めたのは飴色の 樹液でできた甘いアルバム
平成二十五年五月七日
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青嵐を~の詩と迷ったので両方あげ...
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不機嫌な君は顔さえ向けないで ポニーテールのしっぽで答える
平成二十五年五月九日
8
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「鉛筆の持ち方変ね」から始まるケンカ 平成鉛筆の変
平成二十五年六月三十日
8
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擬態することを知らない少女らは 頬杖ついて世を俯瞰する
平成二十五年十一月二十四日
8
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恋散って気づいたぼくの恋路って フルマラソンも真っ青の距離
平成二十五年五月十日
7
友人に「恋散って」から始めて詠む...
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午後6時 体育館裏 2人きり 声を出せない人魚姫になる
平成二十五年六月三日
7
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うつぶせて眠るあなたのシャツに浮く背筋の坂をワルツで下る
平成二十五年六月六日
7
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心臓があんまり速く刻むから二人の逢瀬は一瞬なのよ
平成二十五年六月七日
7
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こんなにも恋水の降るこの季節 ジューンブライドなんて嘘でしょ?
平成二十五年六月十二日
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恋のために流す涙のこと。
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日曜日 恋占をして花たちの恋路はそこで絶えてしまった
平成二十七年六月十六日
7
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青嵐を驅ける少女の喚聲を 琥珀のやうに閉ぢ込めてゐる
平成二十五年五月七日
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青嵐は青葉の間を吹き抜ける風であ...
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恋の味は檸檬の香だと耳にして 姉さまに問う 後味はどう?
平成二十五年五月八日
6
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夜景見る君の瞳に完敗さ ワイングラスに助け求める
平成二十五年五月十一日
6
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せめてこのポッケのキャラメル1ダース 舐め終わるまで帰りたくない
平成二十五年五月二十九日
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「あのさ」うん「やっぱいえねえ」教えてよ「あいつのことが」君が好きなの、に
平成二十五年五月七日
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気まぐれに恋をかくまうスカートは ひらり新たな恋を誘うの
平成二十五年五月十四日
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夏がくる 天パの躍り陽に映えて 夏がくるくる床屋のポール
平成二十五年五月三十一日
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“陽に映えて”は“(髪が)日に(...
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庭先の紫陽花は今あい色に染まる決意の真白いドレス
平成二十五年六月七日
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あなたの愛で染めてください
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