みつさん
のうた一覧
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ありふれた日々をただただ積み重ね振り返るとき幸せと呼ぼう
平成二十五年四月二十五日
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いつだって帰っておいでという母の声聴けるのもあと何年か
平成二十六年九月七日
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星の名の代わりに君の横顔を 覚え続けるプラネタリウム
平成二十七年十一月一日
9
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真っ白な持ち物ばかり揃えてた 私も綺麗になれる気がして
平成二十七年十一月一日
8
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秘密ねと握らせてくれた砂糖菓子 星をかじった罪は甘くて
平成二十七年十一月一日
8
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東京の夜空は少し寂しくて それでも僕の故郷なんです
平成二十七年十一月二日
8
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ぼそぼそと話すあなたの声だって宝石みたいに恋してみせる
平成二十九年九月二十日
8
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思うまま好きな言葉を連ねては満たされているあどけない自慰
平成二十七年十一月一日
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放課後の横顔見つめ並木道 指先触れる紅葉の頬
平成二十七年十一月五日
7
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汚れてる靴紐伸びたカーディガンそんな君に安心している
平成二十七年十一月十四日
7
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奇遇だねその曲私すきなんだ漏れるイヤホン内緒で聴いてる
平成二十五年四月二十三日
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曇り空ベランダひとり座り込み月は見えずに今日は酔えずに
平成二十七年十一月一日
6
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大丈夫と冷たいトローチくれた君 枯れた声の理由も知らない
平成二十七年十一月二日
6
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真っ暗な舞台が僕の生き方だ 暗転 明転 次第に好転
平成三十一年一月十五日
6
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震えてる君の睫毛に引っ掛かり頬を滑った流星を知る
平成二十五年四月二十七日
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背骨からぐずぐず溶けてしまうのだ だから好きだと言わないでくれ
平成二十六年九月七日
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大好きと書き出す手紙すぐ滲むペンの中身は僕の涙だ
平成二十六年九月八日
5
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むせかえる蜂蜜のようなことばたちスプーンに絡ませ君が食んでよ
平成二十七年十一月十三日
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女優よりもわたしを見てよと背を伸ばす息をひそめた劇場の椅子
平成二十九年五月二十一日
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無垢である証明ですと真っ白な下着を結ぶ汚れた指は
平成二十九年十月二十九日
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