千草さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 残された時は僅かと急くようにただ鳴き続く蜩の声 平成二十五年八月二十一日 10 もっと見る
- 死してなお錆びた柱に支えられ為す術もなく老樹晒さる 平成二十五年七月十一日 14 もっと見る
- 立ち枯れて黒き葉揺らす老木を貫きし陽は聖槍のごと 平成二十五年七月十一日 21 もっと見る
- 生ぬるき風頬を撫で青柳を揺らし川面を滑り戯る 平成二十五年七月七日 17 もっと見る
- 忽ちに夕立止みて湖は夕映えの空溶かし波立つ 平成二十五年七月七日 18 もっと見る
- 萎れどもまた萎れどもまた咲きぬ小さき花は我諭すごと 平成二十五年四月二十三日 9 もっと見る
- 更けにけり月眺めつつ古をひとり偲ばん風過ぐる夜は 平成二十五年四月二十二日 8 もっと見る
- 陽溜まりで風と戯る躑躅花紅き嘴賑やかに咲く 平成二十五年四月二十二日 5 もっと見る
- 花散らし連れ去っていく中川の桜の舟に雨降りしきる 平成二十五年三月二十九日 7 もっと見る
- 執着と嗤うだらうか桜木よ摂理のままに散り交う花よ 平成二十五年三月二十八日 4 もっと見る
- 惜しめども零るるようにほろほろと春風ぞ吹き花散りゆきぬ 平成二十五年三月二十七日 5 もっと見る
- ひとひらの淡き花びら桜木を照らす夕陽のくれないに溶く 平成二十五年三月二十四日 11 もっと見る
- 枯れてなお棄てきれぬまま植えた花陽もなき場所で冬越えて咲く 平成二十五年三月二十二日 10 もっと見る
