汐さん
のうた一覧
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たべなくていいから声で不知火と発音してよ耳をぬらして
平成二十六年三月七日
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ゆうなぎ、とささやく声が突風にかきけされても嘘じゃないから
平成二十五年十月二十七日
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こわばりを解いて欲しい 待っている ぼくはあなたの蜜のひらきを
平成二十五年七月二十二日
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旗ふってきみをみちびく行軍路 生殖のため、あと恋のため
平成二十五年六月十二日
3
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花水木ひらけば落ちる手のひらをめがけておいで散る散る満ちる
平成二十五年四月二十七日
8
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帰ったら八朔むいて べたべたによごれた甘いゆびかじりたい
平成二十五年四月十九日
7
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やえざくら咲いてるのみた? 去年より長生きしてる あやかりたいわ
平成二十五年四月十九日
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恋になる温度を把握 せっかちな僕を叱って「さんかんしおん!」
平成二十五年三月十四日
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蜜入りのスーパー林檎 セックスの糖度が少し高くなるとか
平成二十五年三月八日
1
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カメレオンみたい しごとのふりをして車にのせる 「いいとこ」ってどこ?
平成二十五年三月八日
1
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不道徳ばかり欲しがる休みなくまたさぐっては目のいろを変え
平成二十五年二月二十一日
1
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うそつきは潤って罰に同意する横たわっているみじろぎもせず
平成二十五年二月二十一日
1
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樫の木は神様の名がほしいのか枝わかれする良い名悪い名
平成二十五年二月十五日
1
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美しく嘘ばかり言う絶望を染め変えるのがとてもじょうずだ
平成二十五年二月十五日
2
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凹凸があるかないかは置いといて頭使ってしたいセックス
平成二十五年二月十五日
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宵闇にひみつのマントなけなしの夜の才能そこがしれてる
平成二十五年二月十四日
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正論じゃ食べたりないよ肉色に狂い咲くんだ散り散れこころ
平成二十五年二月十四日
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不都合がうつっているよ 連れてきて君の水面に苦手なうそを
平成二十五年二月十四日
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真夜中の采配をふる神様は首輪にしるしつけてつよがり
平成二十五年二月十三日
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夢たどるやわらかいよる黙秘する権利をあげる秘密の場所の
平成二十五年二月十三日
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