鍬乃呑さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 雪降りに困ってはまた溶け出せばなんとはなしに次を待ってる 平成二十九年一月十五日 3 もっと見る
- 手伝いを厭う子供も外に出て笑い合っては雪をかいてる 平成二十九年一月十五日 5 もっと見る
- 雪かきをしてる上にも温かい日に溶かされてぬかるんでいく 平成二十九年一月十五日 2 もっと見る
- 放送を終えたテレビの砂嵐みたいだなって窓を見ている 平成二十九年一月十四日 4 もっと見る
- 窓外に舞う雪が朝は疎ましくなるのに今は煽り見ている 平成二十九年一月十四日 2 もっと見る
- 高きから低きに流れ器にも従うそんな水になりたい 平成二十九年一月九日 3 もっと見る
- 枯れ枝の蕾は太りふととまるオナガをたわみ受けとめている 平成二十八年三月三十一日 1 もっと見る
- 桜でもいい硬そうな蕾らのほどける音を一度聴きたい 平成二十八年三月三十日 1 もっと見る
- まだ雪の下に震える山菜を肴に飲まず春が過ぎてる 平成二十八年三月十四日 1 もっと見る
- 足跡も雪に消されて今夜なら鳥や獣が忍び込むかも 平成二十八年三月九日 5 もっと見る
- 重たげな雪は恐らく明日には氷になって人も殺せる 平成二十八年三月九日 2 もっと見る
- 目を覚まし這い出た虫もおそらくは雪を呪いつ寝直している 平成二十八年三月九日 5 もっと見る
- 雨だった雪が重たく音も無く窓の景色を塗り直してる 平成二十八年三月九日 2 もっと見る
- 木も花も虫も出番が近付いて風に騒げば人も浮かれる 平成二十八年三月八日 4 もっと見る
- まだ梅は固く身を閉じているのに日は俺の背にサウナごと差す 平成二十八年三月三日 4 もっと見る
- 名も知らぬ鳥と目が合い捗らぬ仕事道具ですぐに調べる 平成二十八年二月二十九日 5 もっと見る
- 今日とても無為に眺める枯れ枝にとまる鶫が俺を見ている 平成二十八年二月二十九日 5 もっと見る
- 骨ばかり揺れる木々には日が差して眺めるうちに身震いをする 平成二十八年二月二十四日 4 もっと見る
- ただ雪は降るだけで濡れて溶けていき春にはみんな忘れ去られる 平成二十五年二月六日 4 もっと見る
- 窓越しに積もる雪なら降るほどに一枚の絵の如く眺める 平成二十五年二月六日 4 もっと見る
