文麿さん
のうた一覧
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ひと夏に思ひ染めにし過ぎゆけばまだ見ぬ花に汝のみ頼みに
平成二十五年八月七日
5
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失ひしこころの穴はたまきはる心で埋む他にはなくて
平成二十五年七月三十日
4
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水垢をぬぐひ落としつその人のアルフィスタなる風情想ゆ
平成二十五年七月二十一日
4
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汝の航路跡絶えしけふの陽は赤く此岸の吾は默禮捧ぐ
平成二十五年六月三日
6
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うつせみの空しくなりし跡覆ふひなげしの花野に群れ咲きて
平成二十五年五月十一日
11
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たまきはる命跡絶えしひつそりとやまひかかへて戰ひにけり
平成二十五年四月二十八日
11
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二度と青空を見ざりしとらはれの輕きからだの鎧解かれつ
平成二十五年四月二十五日
5
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別れ告ぐしるしせめても花を見ず幕の降りたる狂騷の宴
平成二十五年四月七日
5
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我ここに廢墟を成せり音を消し遊具錆させ草を繁らす
平成二十五年三月十二日
13
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うづくまり小さき花を抱へ込む炎のごとき熱を作りて
平成二十五年三月五日
7
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三月は無慈悲な月ぞたまきはる命分ちて巣立ちを急かす
平成二十五年三月四日
4
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終わりしや始まりなりや瓶の中時の止まれる冬虫夏草
平成二十五年三月三日
1
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光澤の雪柳の芽生き生きと砂に染むてふ水を吸ひ上ぐ
平成二十五年一月二十六日
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白き舟百合を飾りし防人の歸る日なれどみなうち沈み
平成二十五年一月二十六日
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敷島や山翆なる八百萬遠く乾きし御靈守らむ
平成二十五年一月二十二日
3
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記念日にケーキに飢うこの舌を蕩かす暖簾下ろされしより
平成二十五年一月六日
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ひね曲がり野に晒されて自轉車が朽ち果てるまで何の磔刑
平成二十四年十二月十七日
2
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たまきはる胸の命の去りにせば外の寒さのわが身染めなむ
平成二十四年十二月九日
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朝まだき霜立つ路の静けさにすべて尽きたる心見送る
平成二十四年十一月二十六日
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