南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
|
|
- 鰯雲名札をつけた汝とみたりそして添え木の我が微笑む 平成二十六年十月二十二日 4 もっと見る
- デイ終わり新茶をすすりまた明日あすも「はじめまして」で名乗る 平成二十五年五月十一日 7 もっと見る
- 愚痴を聞く猫の欠伸に気付かされあすのネクタイはかなり派手目 平成二十五年四月二十三日 6 もっと見る
- 麻痺側を支えて共に立ち上がる君の希望を知りし我腕 平成二十五年一月四日 8 側（そく）歌会「応援」出展作改 もっと見る
- またひとつ小さな嘘を繰り返し発酵してゆく白目の血走り 平成二十五年一月四日 1 もっと見る
- 後ろ手に蝶々結びエプロンは手招きす君がそそくさと直す 平成二十四年十二月二十九日 2 もっと見る
- １００越えて「女に歳を訊くんじゃない」貴女の決まり文句と笑顔 平成二十四年十二月二十八日 12 いつまでも女性です。これだから人... もっと見る
- 来年は１００歳４人増えますが相も変わらず風呂掃除して 平成二十四年十二月二十八日 2 もっと見る
- バイト先鍵を預かる身になれば年末年始の予定は定まり 平成二十四年十二月二十三日 6 不景気なのに人手不足って もっと見る
- カップ酒少し残して眠りたる昨夜は何を忘れたかったっけ 平成二十四年十二月二十三日 3 もっと見る
- わがままを通して逝った老人看とり「ほんとにどもねっ」懺悔に聞こゆ 平成二十四年十二月十四日 2 老人（ひと） もっと見る
- 麻痺側に寄り添い「せーの」で立つ君の重さを知りたる我の右腕 平成二十四年十二月十四日 1 もっと見る
- 落ち葉踏む車椅子より伝わりし微震を噛みしめ末期を二人で 平成二十四年十二月十四日 6 終末介護の風景 もっと見る
- 封切らぬ煙草を添えて送り出し名札とシーツは剥がされてゆく 平成二十四年十二月十四日 14 もっと見る
- 履歴書に喫煙の有無記したるこの同僚とはきっとうまくいかない 平成二十四年十二月四日 4 同僚（ひと） もっと見る
- バイト終え戸締まり照らす街灯に埃のごとく舞う初雪か 平成二十四年十二月三日 9 もっと見る
- 輪郭を剥き出すように髪を結い捲りあげたる誠実な腕 平成二十四年十二月二日 12 もっと見る
- 異食せし口を掻き出す生指がこのおばちゃんの清潔な芯 平成二十四年十一月二十八日 1 もっと見る
- 着られなくなったスーツを掻き出して棺桶のごと蓋閉ざしたり 平成二十四年十一月三日 4 もっと見る
- 水が飲みたいと告げながら絶えた君湯飲みはこんなに重かったっけ 平成二十四年十月二十九日 4 もっと見る
