南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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- 皺くちゃの唇駆って語りたり「入れ歯はあの世に送っといた」と 平成二十五年四月十五日 5 もっと見る
- 春待てず逝きしあなたに成り代わり薺クルクル回す３月 平成二十五年三月六日 5 もっと見る
- 出ないのは解っていますさようなら呼び出している携帯が凍たい 平成二十五年二月二十四日 6 凍たい（いたい もっと見る
- 携帯の呼び出し音が鳴ってればその間だけ遠くを見れる 平成二十五年二月二十四日 3 もっと見る
- 広島で被爆と書かれし台帳は失語の君より雄弁な過去 平成二十四年十二月二十五日 4 もっと見る
- はだしのゲンバイブルとしてグギギなる耐える擬音が脳裡に居座る 平成二十四年十二月二十五日 8 ヒトコマヒトコマから反戦を学んだ もっと見る
- 昨日までの命だったはずだから今日は生まれ変わりの記念日 平成二十四年十二月二十三日 7 マヤ暦の終焉はなんだったんでしょ... もっと見る
- 傷跡の奥でひきつる未完なる抵抗の主はひどくやつれて 平成二十四年十月十六日 2 もっと見る
- 銭くれて抱きし女に優しくす我もまだまだ童顔でいる 平成二十四年十月十六日 3 身を削る歌第一弾 もっと見る
- 白衣から骨浮く胸が絞り出す「おまち」の声が暖簾を揺らす 平成二十四年十月十五日 3 もっと見る
- 窓開けて冷たき夜にくるまれば全自動独りぼっちがくる 平成二十四年十月七日 4 もっと見る
- 楽器しょい密閉されしこのドアが私と俺の切り替えスイッチ 平成二十四年十月五日 3 もっと見る
- 夜に負けあのフレーズをつまびけば爪の先よりセピアに変わる 平成二十四年十月五日 1 もっと見る
- おまえから受けた罵声がよみがえるもう返せない一冊がある 平成二十四年十月三日 11 いってらっしゃい もっと見る
- 前置きもなく語りだす「この辺も・・」くゆらす煙がビルたちを消す 平成二十四年九月二十五日 4 もっと見る
- 閉ざされて緑道となりし川の名を知る翁座す花壇で二人 平成二十四年九月二十五日 3 もっと見る
- 積年の介護連絡帳を手に薄い表情した写真をじっと見る 平成二十四年九月二十一日 2 もっと見る
