猫実主税さん
のうた一覧
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さ庭べの消えなで残る白雪にくれなゐそふる梅のはつ花
平成二十四年九月十一日
6
梅の咲きはじめの頃に雪がまだ残っ...
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鳰の海に吹きしく風の音絶えて比良の高嶺を照らす月影
平成二十四年九月九日
5
絶えるも果てるも意味はほとんど同...
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果てもせぬ山鳥の尾のひとり寝のかそけき夜半の虫のこゑかな
平成二十四年九月六日
4
無理やり感あり
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今日しもぞ果たての里は雪解してうぐひす来鳴く春の山川
平成二十四年九月四日
6
「果」ということで
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朝ぼらけ散れるもみぢに置く霜を踏みつつ歩む音のかそけさ
平成二十四年九月三日
11
「散」を使っての四首ですが、もう...
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散りかかるもみぢもあらぬ池の面にただ澄みわたる冬の空かな
平成二十四年九月二日
11
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春雨にあまぎる山の雲間よりほの見えし花の散らなくもがな
平成二十四年九月一日
5
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散りぬらんはつかに見えし桜花きぞ降る雨の軒を打つ間に
平成二十四年八月二十九日
5
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雪深み道もたえにし里にあればはるけき方の花をしぞ思ふ
平成二十四年八月二十八日
5
当初はこんな歌でしたが、あまりに...
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山里の雲をはらへる風吹きて麓に春の盛りをぞ見る
平成二十四年八月二十八日
2
字縛りを外した「隣」。眼下の隣の...
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帰るさのしほ路にかすむ花しあれば島影ばかり憂きものはなし
平成二十四年八月二十六日
7
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うち群れて見る人しなき古寺の風にそよげる秋萩の花
平成二十四年八月二十五日
9
隣どうしでわいわい言いながら見る...
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かいま見て惜しとぞ思ふ山里の秋を隣となすよしもがな
平成二十四年八月二十四日
6
題詠ブログに拘るわけではありませ...
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今はとて訪ふ人もなきわが宿にただ松虫の音をのみぞ聞く
平成二十四年八月二十三日
5
一昨日の浅草大将様のお歌を拝読し...
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夕されば簾に風のおとづれてけふ立つ秋を知られけるかな
平成二十四年八月二十二日
10
近頃より立秋の頃のほうが涼しかっ...
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武蔵野に今宵や風のわたるらんわが寝ねがての夜は更ちつつ
平成二十四年八月二十日
8
きわめて暑い部屋に住んでおります
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