俊昭さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 人の世の孤独に在りて絵団扇を振れば漂ふ祖母の香よ 平成二十四年七月十七日 16 折々孤独に身を置く時、古き絵団扇... もっと見る
- 遠ざかる汝の靴音追へずして眺む氷菓の唯崩るるを 平成二十四年七月十一日 15 私の淡い思い出です。 もっと見る
- 天帝の戒や片恋せし吾は無限の雹に打たれて消ゆる 平成二十四年七月九日 9 実る筈も無い片思い。天帝諸神の放... もっと見る
- ひとすぢの雷轟けり天地の糸電話もて語らふ如く 平成二十四年七月八日 10 雷はスケールの大きい糸電話の様に... もっと見る
- 詞もて謂へぬ情けよ草笛を吹き唇の唯震へつつ 平成二十四年七月七日 8 恋情は、なかなか言葉でうまく表現... もっと見る
- 此の降れる驟雨の止むや汝呉れし九連環を解ける頃に 平成二十四年七月六日 6 九連環とは、おもちゃの「知恵の輪... もっと見る
- 風鈴の清けき音の鳴れるとき臥床の祖父を思ひ慕ふも 平成二十四年七月四日 11 今なお遠き地に住む、祖父を思う瞬... もっと見る
- 皆人の夢追ふごとくサイダーの泡悉く上りゆくなり 平成二十四年七月三日 7 人はみな夢を追い求め、その「成就... もっと見る
- 「新」の字の集ひて何を語らふや朝刊とふ議事堂の中に 平成二十四年七月三日 5 新聞上に、「新」という接辞が犇め... もっと見る
