るるぶるさん
のうた一覧
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草叢の激しくゆれて子猫らに乳吸われいる澄みし眼と合う
平成二十五年五月二十六日
13
足元の草叢が不思議な揺れ方をしま...
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在ることの哀しみを耐え古代蓮千年の香を一気に放つ
平成二十四年七月十日
11
種に変身(?)して、千年も生き続...
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父母はすでに常世の夕闇に明滅はかなき蛍火を追う
平成二十四年七月十二日
11
黄泉の国は不老不死の国。! 父母...
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静寂を老母と聴きいる濡れ縁に北斗の柄杓は時零しいる
平成二十四年七月一日
8
嫁いで…実家へ帰る度に、母の老い...
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われもまた寂しき背か雑踏に紛れゆく老父の背を見ている
平成二十四年七月六日
8
私の実の両親は、母が先に逝きまし...
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首すじのふわりとすずし振り向けば夏椿の落花のま白き
平成二十四年六月二十八日
7
一日花の夏椿の花には、毎年心惹か...
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「ババ抜き」の婆はケースにあることを皆知っている幸せゲーム
平成二十五年五月九日
7
一つのグループが、同じ方向を向い...
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蒼天にたましい抜かれ空蝉は敷石道をカラカラとゆく
平成二十五年五月三十日
7
かつて命が宿っていたものの、抜け...
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花吹雪にふりそそがれし夢の橋渡れず髪をなびかせている
平成二十五年五月三十一日
7
もし、渡ってしまったら美しいもの...
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追いつける追いつけそうと逃げ水を生まれる前より追いているらし
平成二十四年六月二十七日
6
古く武蔵野の名物と言われた「逃げ...
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わが手よりすべり落ちたる部屋の鍵夏の大地の扉を開ける
平成二十四年六月二十九日
6
「鍵」というものも私にとっては、...
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小屋の扉もとうに開かぬ鳩時計に我が家は今日も統べられている
平成二十四年七月十一日
6
鳩時計の扉が開かなくなって、中で...
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勿忘草の煌煌こぼす青色を見つめたゆえに涙は溜まる
平成二十五年五月二十二日
6
青い色がとても好きです。 空の...
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あなたへの思いがしずかに澄む今宵織女の機の音止みている
平成二十四年七月八日
5
七夕は、幼かった頃の懐かしい母の...
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ガラス器にひげ根をぐるりと巻きつけて青き風信子は寂しさ燃やす
平成二十五年五月十三日
5
ガラス器に仕立てたヒヤシンスに、...
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満月の黄金の波に珊瑚らは嗚咽のように卵を放つ
平成二十五年七月二日
5
命を引き継ぐことのきらびやかな輝...
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一粒ごとに別の時間の積りいてぶどう一房千年の重さ
平成二十四年六月三十日
4
沢山のものが集まると相乗作用が起...
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星たちと語り合いいし夏山より日常の迷路へ下りゆきたり
平成二十四年七月五日
4
日常とは、迷路のようだと思われる...
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高層の窓に澄みいる青空へ鳶飛び込んでゆきしままなり
平成二十四年七月九日
4
硝子張りの高層ビルに、果てしなき...
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昨日の雨のせつなき地の潦アルタイルとベガはさざなみゆらす
平成二十四年七月八日
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毎年、なぜか雨の多い七夕の夜です...
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