水也さん
のうた一覧
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紙の中眠りにつきたいそれだけで文字の一部になれそうだから
平成二十四年三月十日
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ことばより欲しいんだってわかってよ錆びた夜聞く糸電話から
平成二十九年二月十一日
8
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抱きしめた僕の光に祝福をねぇまたいつかこの手をとって
平成二十四年三月二十六日
6
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幸せの在る場所なんて忘れたよ夢も見ないで眠る毎日
平成二十四年六月九日
6
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約束を重ねてくれた花の下薬指から銀の輪外す
平成二十八年九月十四日
6
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いつまでもここにいるよとわらうひと 横目に歩くバージンロード
平成二十九年八月十五日
6
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やりたいと思うときにはやれないでやりたくないと山積みになる
平成二十四年三月十一日
5
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雨音に耳をすませば気が沈むささくれながら撫でられるよう
平成二十四年三月十四日
5
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月に染む風は冷たい夜のなか颯爽歩く銀猫の笑み
平成二十四年三月十七日
5
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泣き濡れてこぼす雫に戸惑ってけれどあたたか胸もぽかぽか
平成二十四年三月十九日
5
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月明かり夜露に溺れ彷徨ってつかんだはずの光はどこに
平成二十四年五月十七日
5
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どこまでも飾り立てたい今日の月 蝶よ花よと夢でもみたい
平成二十四年三月十日
4
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ゆく道を思えば憂い不安にもしなやかにあり眠りにつこう
平成二十四年三月二十一日
4
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なにが好きそう問われても浮かばないなんて悲しいなにを織ったの
平成二十四年四月十三日
4
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薔薇の色焼きつけて空高く遠くどこまで行けるどこまで届く
平成二十四年三月十二日
3
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雪降りてゆきすぎた日を思い出す寒さ打ち消す白の憧れ
平成二十四年三月十五日
3
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かけがえのないもの思い辿りつく両の手のひらこぼさずゆける?
平成二十四年三月二十二日
3
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遠くまで見透かしている思い込み足は地面に縫いつけられて
平成二十四年八月二日
3
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ここにいたくはなくてどこかへいってさいごにはまたよるのなかほど
平成二十八年九月十二日
3
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ミルフィーユかじり迎える寝ずの朝だって雨降り今日はおやすみ
平成二十四年三月十日
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