めいこさん
のうた一覧
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魂を削り泣く子の示すまま着いた川辺に降る桜花
令和四年四月七日
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アネモネのブルーが揺れるまたいつか逢う日ぞあれと手向ける酒杯
令和四年四月六日
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棒立ちのままの子供におはようと飛びつく友のいる新学期
令和四年四月六日
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親としてはホッとしますね。
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あと何度見れるだろうか昼過ぎの桜と滑り台をする君
令和四年四月六日
6
子の成長は早いもので。
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新学期三度遅刻で三度目の「おそよう」する路傍のうんち
令和四年四月六日
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今日がまだ4月6日ってことが驚き...
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コロナよりルージュがコワイ アタシとは違う基準で生きてるアカシ
令和四年四月六日
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進まない慣らし保育に降る雨に花ぞ積もりて淵となりぬる
令和四年四月四日
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園庭の水たまりに桜の花びらがたく...
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どろんこの道に残ったスキップの足跡の中に浮かぶ花びら
令和四年四月四日
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雨降りの桜の下は小さな足跡がいっ...
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白梅のほどろほどろに降り敷くを傍目に匂ふ木蓮の花
令和四年三月十八日
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本歌:淡雪(あわゆき)のほどろほ...
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君はもう一児の母となりにけりフェイスブックで笑う木蓮
令和四年三月十八日
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なごり雪記憶に香る白梅の積もるこの地に木蓮が降る
令和四年三月十八日
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もみぢ葉を色づけし露霜となり涙の色を知る人も無し
令和四年三月十二日
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「(雁の涙ならぬ)私の紅の涙で紅...
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安物の模造ダイヤを指さしてジルコニアだと教える夜に
平成二十四年三月二十三日
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つれあった衛星たちには見られない月のない夜の星のまたたき
平成二十四年三月十九日
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あの日見たプラネタリウムはクラス別冥王星の彼方に想う
平成二十四年三月十九日
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濾過されてしまうからだを漂わせ確かに生きております海月
平成二十四年三月十五日
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咲く花の香りを知らずゆく風の過ぎし季節を思う頃かな
平成二十四年三月十五日
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君だけは誇りを持っていればいい私が全部飲み込んでやる
平成二十四年三月十一日
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赤い目に誘われていた外環を走る後部座席に抱かれ
平成二十四年三月十日
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耳たぶを遊ばせていた夕暮れにピアノ椅子は性愛を知らない
平成二十四年三月九日
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