葉桜さん
のうた一覧
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幾数の峠を越させるつもりなの もういいでしょう いいよ、神様
平成二十一年八月三十一日
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こんな事言っちゃいけないのかもし...
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くちびるが言葉をかたどる ただ弱く それが私の名前と気付く
平成二十一年八月十四日
16
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旅立ちじゃなくて到着と思いたい ばあちゃんお疲れ ゆっくり休んで
平成二十一年九月一日
14
やっとゆっくり休める場所に到着し...
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千の風などにならずにここにいて 会いに来るから これからも、また
平成二十一年九月十一日
14
あの歌が嫌いと言ったおばあさんの...
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まず無理と言ってたクセに一抜けか ええいちくしょう 君に幸あれ
平成二十年十二月十二日
13
幸せになれよ!
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最期まで面倒見るのがマナーです 犬 猫 小鳥 ウサギにわたし
平成二十一年二月二十七日
10
一緒にいる事になったら、ね。
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残された時間はあまりに短くて 伝えられない 全ては とても
平成二十一年七月三十日
10
ばあちゃんの作ったチャーハンがす...
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ばあちゃんがいない いないよ見当たらない 部屋、小屋、畑、台所にも
平成二十一年九月四日
10
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病床の祖母に団扇で風送る 子供の頃にしてもらったよう
平成二十一年八月二十日
9
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二人して指折り待った花火大会 二人分目に焼き付けたから
平成二十一年八月二十三日
9
もう見えなくても、音は聞こえたか...
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ふしくれたこの手と繋いだ過去の日を皺の数だけ思う 病室
平成二十一年七月二十二日
8
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朦朧と何かを探す手を握る 「わたしはここよ そばにいるから」
平成二十一年七月三十一日
8
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さよならと振った右手に君の温 忘れぬうちにはめる手袋
平成二十年十一月十四日
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窓開けて雨音に隠しひとり泣く それでも声はころす弱虫
平成二十一年七月一日
7
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まだ傍に居られる証拠のぬくもりは 三十七度の優しい微熱
平成二十一年七月三十一日
7
手も、額も、身体もあたたかい。 ...
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もう四日しかいられない気がすると言われて思った うわ言であれ
平成二十一年八月四日
7
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手ェ出して 言われるままに差し出すと ミルキー一つと恋をくれた
平成二十年十二月六日
6
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こどもより大人の方が自由じゃない 泣けない吐けない 我慢ばかりだ
平成二十一年六月二十八日
6
大人になれば、なんでも出来ると思...
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「夜はこのナースコールを押してね」に「お前に電話する」と返され
平成二十一年七月二十九日
6
涙。 私もね、ずっとついて...
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みぎひだりよく見て渡れ 「恋人」を「妻」へと変える横断歩道
平成二十一年六月一日
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男性も慎重に。 女性も慎重に。
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