アンリ ミネさん
のうた一覧
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大海に漕ぎ出す勇気などなくてボトルシップに詰め込む自我よ
平成二十四年二月二十五日
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つらいときどうしてたっけ?背後から雨の匂いが追いかけてくる
平成二十四年七月十六日
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各停で帰る夜には星たちも神話を忘れてバラバラに眠る
平成二十四年五月十八日
8
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デパ地下のジャム瓶たちは永遠の果実になって整列している
平成二十四年三月五日
7
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手を振ってバルコニーの白さからプリズムのように別れる僕ら
平成二十四年三月二十一日
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菜の花の葬列の中を吹き抜ける風の匂いに濃くなる夕空
平成二十四年三月二十七日
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何度でも絡めとられて白亜紀の琥珀のように夜はおやすみ
平成二十四年四月四日
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摂氏三十六度の本音が聞きたくてワレモノみたいなことばを投げる
平成二十四年十一月十八日
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サイフォンに吸われて落ちるうたかたは頬杖ついて暮れ待つカフェで
平成二十四年三月二日
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雨だれのドレミファソラシド スプーンは虹に倣って並ぶ食卓
平成二十四年三月二十一日
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雑誌はらりめくる指先つと切れて口に含めばわびしき夕暮れ
平成二十四年十一月十八日
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脳天に詰まったものを手のひらで撫でられてきたヒトの歴史は
平成二十四年二月二十五日
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抱き寄せた睫毛の距離で呼吸する仕方を忘れた陸の魚たち
平成二十四年二月二十六日
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雪景色踏みぬくごとに新世界あらわれては消えコバルトの中
平成二十四年三月四日
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迷い蛾が窓の向こうの青空と心中するなら放してやれる
平成二十四年三月六日
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電波塔春のひかりにほだされて尖端がちょっと融けていないか
平成二十四年三月六日
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待ちながら返事の汀で銀色の潮騒の彼方ぼくは飛び魚
平成二十四年三月七日
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都心から離れる東海道線の人混みに代わり海が見える窓
平成二十四年四月三日
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真空管アンプの中で拾われて休符の記号も可視光になる
平成二十四年三月二十七日
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春風の打ち付ける強さしなやかに受け流していく流線の躯
平成二十四年四月四日
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