魚住 蓮奈さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
手を伸ばしても届かないきみが飲むバファリンの半分になりたい
平成二十四年三月十七日
11
もっと見る
漆喰がぱらりと剥げるこの手にはフランスパンしかないというのに
平成二十四年三月十七日
5
もっと見る
ヴェロニカは死ぬことにした神もロックももう死んだのに
平成二十四年三月十七日
6
もっと見る
毛布にはちいさな熊が住んでいて春はまだだと伝えたりする
平成二十四年三月十七日
14
もっと見る
エリクサー売ってください傷ついたくそすばらしい世界のために
平成二十四年三月十七日
10
もっと見る
着地したとたんに崩れてゆくようなやさしいものを愛してしまう
平成二十四年三月十日
11
もっと見る
否応もなく六月の花嫁がしあわせになるようなしあわせ
平成二十四年三月十日
4
もっと見る
東から帰ったひとの右肩にどこか朝日に似た鳥がいる
平成二十四年三月十日
5
もっと見る
セメダイン流し込まれてドアノブとドアの揺るがぬ愛完成す
平成二十四年三月十日
2
もっと見る
ステンレスシンクごぽんと泣く朝にそれはきれいに降る粉チーズ
平成二十四年三月八日
9
もっと見る
スーパージャンボジェット機操縦したい夏空をつるつると裂く尾翼のひかり
平成二十四年三月七日
2
もっと見る
けだものの力ください太陽を呑み込めるほどつおい力を
平成二十四年三月七日
2
もっと見る
あたらしい光のなかできみの手がゆっくり睡蓮に変わってゆく
平成二十四年三月七日
3
もっと見る
穏やかに崩壊すれば茜さす旧校舎ごともう春のなか
平成二十四年三月七日
5
もっと見る
春風が頬撫でてゆく調和からごずっと転げ落ちる物語
平成二十四年三月七日
3
もっと見る
口紅をちゃんとおとしてキスをする36度弱の血汐も
平成二十四年三月六日
4
℃
もっと見る
しいたけの炒まってゆく香のみちてひとりえっちに倦んだ夕方
平成二十四年三月四日
5
もっと見る
その指を受け入れる ただ 一台のよい音を出すヴァイオリンとして
平成二十四年三月四日
8
もっと見る
月面が砕かれてゆくまっすぐなまっすぐなまっすぐな悲鳴で
平成二十四年三月四日
8
もっと見る
夕立に泣く 遠足でかたっぽの靴をなくした男子のように
平成二十四年三月四日
2
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
>>