村上さん
のうた一覧
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鼻歌に何か用かと尋ねくる妻そこにをりなにやら嬉し
平成二十四年二月二十九日
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海峽を渡りて妻の來るらし官舎のあかり今日は燈れり
平成二十四年二月五日
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圭ちゃんが掬った金魚を「圭ちゃん」と名づけて七年妻は餌やる
平成二十四年四月十二日
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朝霜の予報に菊を軒に入れ空見上ぐればオリオンの冴ゆ
平成二十四年二月六日
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日だまりと木づくりの椅子のぬくもりにつつまれてをり子を宿す君
平成二十四年四月一日
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友の死に急ぎ向えば西空にこれまたとなき十六夜の月
平成二十四年二月二十二日
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麦を刈る皺手やすめて烟草吸ふ農夫の肩に黄昏の風
平成二十四年二月二十一日
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石鎚の南天下弦の月冴えて白む東雲寒のあけぼの
平成二十四年三月六日
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とれたてのアスパラゆでる妻がをり単身終へる朝餉はみどり
平成二十四年二月十九日
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蒼き日の友のまなざし受けつぎて青年凛と島に降りくる
平成二十四年二月二十日
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寒の朝托鉢修業のはじまりて読経の袈裟に白き湯気たつ
平成二十四年三月六日
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ふんわりと音符はのぼり天井にあはく溶けゆくパユのフルート
平成二十四年三月六日
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福寿草咲く霜庭をさくさくと踏みしめてをり八十路の母は
平成二十四年三月十三日
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やはり神は居るやもしれぬと思ほへり教会堂にブルックナー聴く
平成二十四年三月十三日
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風冴えて水面波だつ川岸につがひの鴨の寄り添ひて啼く
平成二十四年四月五日
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飯つくる妻に素直にありがたうと云へる年齢になり 啓蟄の朝
平成二十四年四月五日
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クラリネットの響きはかなしブラームス秋の夕陽のしづかに昏るる
平成二十四年二月五日
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吉野家の朝四時トラック列をなし不況の国の夜がまた明ける
平成二十四年二月五日
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花咲く日妻に母との暮らしあり吾は官舎にてワイシャツを干す
平成二十四年二月八日
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単身の終はる夜君は玄関に頭を垂れて待つ宵の月
平成二十四年二月二十一日
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