宏理さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- さようなら きのうの怠惰を見送った すぐ背後にはきょうの怠惰が 平成二十五年九月五日 2 もっと見る
- 試し書き赤で書かれた「あ」の後におんなじ赤で「い」と付け足して 平成二十四年九月二十一日 6 もっと見る
- 交差点行き交う人のベクトルを全て足したら打ち消して零 平成二十四年九月九日 2 もっと見る
- 夕暮れに染る薄氷 滑る雲 空気摩擦は無視するとして 平成二十四年九月五日 0 もっと見る
- 下り坂二人を乗せた自転車と動摩擦力が駆け抜けた夏 平成二十四年五月二十八日 1 もっと見る
- 深緑の油彩で描かれた新緑はにわか雨にも溶けることなく 平成二十四年五月二十八日 0 もっと見る
- 四階の窓が湛える水滴の数の総和が雨のおおきさ 平成二十四年四月二十六日 3 もっと見る
- 午前二時そっと外したイヤフォンの漏れる音響 闇が吸い込む 平成二十四年二月二十七日 6 もっと見る
- モニターに映る降水確率が春が来るのをおあずけにして 平成二十四年二月二十三日 2 もっと見る
- 人間は矛盾しながら生きていく矛盾しながら地球は廻る 平成二十四年二月九日 1 もっと見る
- 落書きの青ボールペンのカリグラフィー電気スタンドに照らされて踊る 平成二十四年二月七日 1 もっと見る
- 滑走路 そぼ降る冷雨と旅人の「さよなら」というフレーズ染み込む 平成二十四年二月六日 2 もっと見る
- かじかんだ手提げを持った指先は冬の冷たい空と混じって 平成二十四年一月二十八日 2 もっと見る
- 携帯を充電コードに挿すときは潜水の息継ぎとよく似ていて 平成二十四年一月二十七日 1 もっと見る
- 残雪と湿った枕木との境界白黒白黒白黒白黒 平成二十四年一月二十五日 1 もっと見る
- ペンを持つ僕を尻目に楽しげな電気スタンドとエアコンの会話 平成二十四年一月二十二日 1 もっと見る
