千春さん
のうた一覧
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美化された君の思い出、サントリーモルツ、泣きながら見る月
平成二十七年七月十五日
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抱きしめて耳もとで聞く「大丈夫、君はとっても強い人だよ」
平成二十五年七月二十五日
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残された白いシーツとカレンダー夏の始まり告げて去る君
平成二十五年七月二十三日
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パンケーキ のせたバニラが溶けてゆく ひとつき四日のコイビトゴッコ
平成二十五年七月二十日
1
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飛ぶ鳥はあとを濁さずナンプラー歯ブラシピアス持って出て行く
平成二十五年七月十九日
3
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君の手の刻んだ葱の味噌汁は涙ぶんだけ少ししょっぱい
平成二十五年七月十九日
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ハンモック揺らしぼんやり眺めてた君の背中に夢を映して
平成二十五年七月十九日
3
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平日を終えて休日向かう夜今日は泣いてもいい金曜日
平成二十四年二月十日
8
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三つ目の魔法残っていたとして君の記憶を消してしまおう
平成二十四年二月十日
4
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今ここで涙ぽろんと落としたら起承転結この恋、終わり。
平成二十四年二月四日
5
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君なんて呼べる距離でもなくなって貴方は彼方へ行ってしまった
平成二十四年二月三日
5
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今日という今日はあなたを忘れ去りまっさらな朝始めたいのに
平成二十四年二月三日
2
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目が覚めて君の不在を思い出すはっとした後ぎゅっと苦しい
平成二十四年二月三日
3
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賞味期限二十四時間新鮮な今日のあなたのメールを待てり
平成二十四年二月三日
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秒針が夜を削って進んでくあなたと会える夜に向かって
平成二十四年二月三日
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寂しさで磨り減ってゆく夜の音人は眠りのシェルターの中
平成二十四年二月二日
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半解凍されたまんまの恋心はじめの一歩を間違えたから
平成二十四年一月三十一日
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あの日見た映画の内容ではなくて手と手の温度を覚えておりぬ
平成二十四年一月三十一日
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この後の別れの時を知っていて静かに燃ゆるキャンドルたら、り
平成二十四年一月二十二日
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君の手のまあるい爪を想うときひとりぼっちの満月うさぎ
平成二十四年一月二十二日
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