かぐらさん
のうた一覧
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藍々と浮かんだ日々に卵捨て夜を漏らしつつ軋む紙魚たち
平成二十四年六月二十五日
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水無月かさりめぐりてひさかたの白い口へと盛しつややか
平成二十四年六月十六日
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くりかえしせせらぐ夜日のひかりさら弱い視力のまま眠りらん
平成二十四年六月七日
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手を伸ばし銃なきぼくら 竹光の墨みぞらえり黒子消え了
平成二十四年六月五日
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家庭でも棘刺すこともなく眠りおり 心拍数を上げているころ
平成二十四年五月十九日
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箸もとを交叉しもうない夜もあり 忘れもしないアテネ仏蘭西
平成二十四年五月十八日
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雲銀一滴の公園前を捜しおり 息子は遊戯になりてひさかた
平成二十四年五月十七日
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僕として水花桃となりきれし姉は緻密のときに追われり
平成二十四年五月十四日
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金がないと虫歯に行けない日ばかりの花番として高い道路や
平成二十四年五月十二日
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蛙婚もコーヒーカップの凛本としてありつめたい言葉を二つ合わせる
平成二十四年五月七日
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春冷めて落下することふんいきのインクが染みてかびた金柑
平成二十四年五月二日
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妻といううつくしい字のはらはらを黒いインクとして差し上げる
平成二十四年四月十九日
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「ヒスイ」って言えない僕に付き添って「胸に、火よ」って拙いあなた
平成二十四年四月十九日
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エセンス尽きない日どり干からびて蜜柑を割ってくれてありがとう
平成二十四年四月十七日
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土曜日の金箔として私たち焦りを靴に入れないで負けた
平成二十四年四月九日
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粘土から飛躍としてうざいだから知らない方と生きてゆきたい
平成二十四年四月七日
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曇りのちのちりちり頭が往く街と徒刑の町をつくる看護婦
平成二十四年四月七日
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ビートセラー7段つみし書店員の恥とし三鷹に送りし空白なり
平成二十四年四月七日
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こほりからさらさら何か失っており贅沢として若髪がなり
平成二十四年四月七日
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碇あげし鏡とす重いつとめしシスタから落葉 日取りの競演
平成二十四年四月三日
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