住川幸さん
のうた一覧
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日報の隅にハエトリグサを描く 歯と口だけのハエトリグサを
令和五年六月十三日
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駅前の空きテナントの暗闇でサンタと出会う1月の夜
令和五年一月十四日
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人間と証明されたひとの背を離れ飛び立つ翼あるもの
令和四年十一月二日
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青春の終わりに気付く祝日のミニシアターの暗い階段
令和四年五月三日
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坂道を転がるような愛だからあとしばらくは惰性で進む
令和四年五月三日
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青空に呪われていて憧れは触れないから光と呼んだ
令和四年三月十日
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三月の花瓶のために思い出を愛情深く捏ねる猿の手
令和四年三月四日
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出鱈目に歩き歩いて夜の駅一週間がまだ終わらない
令和四年一月十三日
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雨が降る予報とともに 8月の終わりの桃はくたびれた味
令和三年八月三十一日
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人類は昨日滅んで新卒を捨てた会社のてっぺんで呑む
令和三年七月四日
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日曜の車道は世紀末めいて花びらが風描く竹橋
令和三年四月四日
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気象庁前の交差点でお堀の桜が渦巻...
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県道に古い社がまだあって私の十円もきっとそのまま
令和二年十二月二十七日
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南国の色をしており浴槽に浮かべた柚子も沈めた柚子も
令和二年十二月二十一日
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何度でもベランダに出て 朝焼けに思うところが何もなくても
令和二年十二月二十日
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南西の月の光が明るくて何も見えないプラネタリウム
令和二年十二月二十日
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真夜中のベランダに出て もう何も見つけられないのを確かめる
令和二年十二月二十日
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風上へ綿毛吹く子が川にいて全てが満たされている季節だ
令和二年四月十七日
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ケーキ屋のハレの匂いを吸い込んで顧みられぬ春は過ぎ行く
令和二年四月十七日
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七月と命名されし小説が未完のままに仕舞われる夜
平成三十年七月二十六日
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明日から尼になるから初七日も四十九日もどうぞ呼んでね
平成三十年六月二十五日
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#葬式に呼んでください
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