今村りいこさん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
その腕の強きにいつかあきらめた女はおんな男になれぬ
平成二十三年十月十七日
12
もっと見る
深爪は苦髪楽爪あてはめて伸びることなく苦ばかりなるか
平成二十三年十月十二日
3
もっと見る
思い出す幼き日に読み不可思議と首かしげたる絵本の少女
平成二十三年十月九日
5
ロシア児童文学《三匹のくま》の思...
もっと見る
温かいマグカップにはこの冬の最初のココアなみだが溶けて
平成二十三年十月四日
5
ほんのり塩味はバターかなみだか。
もっと見る
思考する図書館の棚背表紙にかける爪には哲学の星
平成二十三年十月三日
4
もっと見る
膝下の秋色スカートひらひらとショートブーツに浮かれて揺れる
平成二十三年九月三十日
3
今度はブーツ。毎年、初めてブーツ...
もっと見る
少女には戻れないからハイヒールときには脱いで裸足で歩む
平成二十三年九月二十九日
8
でも、ほんとうはハイヒールよりぺ...
もっと見る
雨上がり清浄なる空気には口笛細く聴こえくるよう
平成二十三年九月二十九日
5
もっと見る
赤い目をどこかはじるよにきみは降り足早に傘すり抜けてゆく
平成二十三年九月二十日
3
《きみが泣き》連作のしめくくりに...
もっと見る
降り立ったホームには傘差したまま楽しげに歌う少女がひとり
平成二十三年九月二十日
2
もっと見る
ゆっくりと終点までの旅をしてなみだを拭いきみ立ち上がる
平成二十三年九月二十日
5
もっと見る
泣く理由ずっと探してきみのこと見つめてたんだ対角線で
平成二十三年九月二十日
5
もっと見る
がたがたと電車が揺れて振り返り窓の外見るきみが泣いてる
平成二十三年九月二十日
3
もっと見る
未来見て決してひかり失わず生きると誓う何度も何度も
平成二十三年九月十九日
4
もっと見る
ただひとり血を吐くようなことばだけ心臓を斬り紡ぐ夜あり
平成二十三年九月十九日
1
静寂に。
もっと見る
消したいと願った瞬間それはもう殺意だった過去と自分への
平成二十三年九月十九日
5
もっと見る
ダーリヤの花芯に潜り冬を越す仕度に励むみつばちの針
平成二十三年九月十七日
6
みつばちの針は一度刺せばそのいの...
もっと見る
カーテンが揺れて引かれて音がするだれもいない窓のあいた部屋
平成二十三年九月十五日
4
恋しいそよ風に。
もっと見る
罪という花を摘むにも人の手は罪にけがれて世界は回る
平成二十三年九月十三日
3
世の摂理なれば。
もっと見る
ろうそくの火を吹き消して暗闇を生みだすときよ闇はひかりだ
平成二十三年九月十日
4
闇を見つめるのではなく、ひかりを...
もっと見る
1
|
2
>>