冬野 凪さん
のうた一覧
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けものみちちよつとけものになりたくて通ひ詰めたら娘ができた
平成二十三年九月二十九日
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浴槽におもちやのあひる三羽いて子供とともに茹であがつてゐる
平成二十三年十月二十九日
8
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わたくしの存在価値はなんだらう取れた銀歯に問ひかけてみる
平成二十三年九月二十七日
7
歯医者はキライです。
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文庫閉ぢ脳裡に浮かぶ風景はきらびやかな都会ではない
平成二十三年十一月二日
7
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尻に敷く「一握の砂」座り心地よく冬の訪れ眺めて過ごす
平成二十三年十一月七日
7
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子どもらが作つた陣地にそれとなく侵蝕する冬の影たち
平成二十三年十一月九日
7
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目覚めると妻が蛹になつてゐる今朝はフレンチトーストにしやう
平成二十三年十一月十日
7
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このまちのアンテナどもはみな同じ方向向ゐて笑つてゐるよ
平成二十三年十月九日
6
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目覚めると風景すべて赤く見えどうしやうもなく都心に向かふ
平成二十三年十一月十六日
6
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月翳り重力に負けた僕たちは打ちひしがれて芝生をむしる
平成二十三年八月十九日
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虚ろな眼をした男が素数の美しさについて説くレース場
平成二十三年九月二十一日
5
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向日葵を刈り取つてしまへ継母の云ひつけ従ひしあの夏の匂ひ
平成二十三年九月二十四日
5
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口の中飴転がしては運命の出会ひを望むチェルシーの男
平成二十三年十月十三日
5
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ともだちはほとんどいないときみは云ふ苺でも食べて海へ行かうか
平成二十三年十一月二日
5
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子午線をあつちこちから引つ張つて切つて結んで縄跳びしよう
平成二十三年十一月二十四日
5
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台風接近のニュース聞きながら二十世紀剥く皮の渦よ
平成二十三年九月二十一日
4
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さりげなく倒れてゐるそこの男に春の長雨くれてやらう
平成二十三年九月二十三日
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また定期失くしてしまひドヤされる月光の下ウィスキー苦し
平成二十三年十月九日
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八時九時十時になつても帰らない我が家の猫は時計を持たぬ
平成二十三年十月十五日
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苦虫を噛み潰した顔の猫がゐてもうこんな家出ていくと云ふ
平成二十三年十月二十日
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