冬野 凪さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 床鳴りの激しい家だ猫がゐて子がゐて妻がゐない昼間だ 平成二十四年一月九日 3 もっと見る
- 眞夜中にしやしやり出てはつきまとふ困つた猫だまめのすけくん 平成二十四年一月九日 3 もっと見る
- 絶望の二文字浮かぶ浴槽に頭沈めて顏を拭ふ 平成二十三年十二月十七日 0 もっと見る
- 方眼紙ひとつひとつを塗り潰す仕事有ります時給五百円です 平成二十三年十一月二十六日 3 もっと見る
- 虹なんて見飽きたよつてきみは云ふがあなたの瞳に映るそれはなに？ 平成二十三年十一月二十六日 1 もっと見る
- 子午線をあつちこちから引つ張つて切つて結んで縄跳びしよう 平成二十三年十一月二十四日 5 もっと見る
- 晴れた日に天上から落ちてきたどんぐりはいま娘に食はれた 平成二十三年十一月二十二日 3 もっと見る
- 目覚めると風景すべて赤く見えどうしやうもなく都心に向かふ 平成二十三年十一月十六日 6 もっと見る
- 一歳と二ヶ月になるわが娘の初リサイタルは猫しか呼ばれぬ 平成二十三年十一月十四日 2 もっと見る
- ミント味のアイス舐めた刹那閃いた虹がくしやみする確率の数式を 平成二十三年十一月十三日 2 もっと見る
- 溶け出したサティのレコードかけてみたら向かひのをばさんハミングしだす 平成二十三年十一月十二日 4 もっと見る
- 目覚めると妻が蛹になつてゐる今朝はフレンチトーストにしやう 平成二十三年十一月十日 7 もっと見る
- 子どもらが作つた陣地にそれとなく侵蝕する冬の影たち 平成二十三年十一月九日 7 もっと見る
- 尻に敷く「一握の砂」座り心地よく冬の訪れ眺めて過ごす 平成二十三年十一月七日 7 もっと見る
- 灯台できみと暮らしたいと伝へたがよりよい返事もらへず笑ふ 平成二十三年十一月六日 4 もっと見る
- 辛辣なきみの言葉はこたへたよ夜中に食べるスニッカーズのやう 平成二十三年十一月五日 2 もっと見る
- 資本家とお食事しては思ひ出すプロレタリアートつて何だつけ？ 平成二十三年十一月五日 2 もっと見る
- 元囲碁部の男は突然雨の中走り出しては女の名叫ぶ 平成二十三年十一月五日 2 もっと見る
- 風船もまともに膨らませずにゐる僕に愛想つかして妻子はディズニーランドへ行つた 平成二十三年十一月四日 2 もっと見る
- バリケード築ゐた後の高揚感敵は政府に非ず我が子だけど 平成二十三年十一月三日 3 もっと見る
