妃兎さん
のうた一覧
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望んでたサヨナラなのになぜかしら虚無感なんて 強がりツイート
平成二十五年十一月五日
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俄雨 タルトタタンの渋く濃く無糖紅茶の苦い恋
平成二十五年十一月四日
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指先と胸ポケットのボールペンつまみぐいだと君はわらうか
平成二十五年十一月二日
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からからと台風のなか笑う子等からからとなく案山子の子等
平成二十四年六月二十一日
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雨止まで液晶画面を包み込むまもっているのはただ君の声
平成二十四年六月二十一日
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鳥籠の外など知らぬ金糸雀や人工的な液晶に眩う
平成二十四年六月二十日
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春待たで冬に抱かれし少年よ母の願いも届かないまま
平成二十四年六月十九日
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少年は傷つきながら夢を見る不毛だろうか、それも恋
平成二十四年六月十九日
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少年は銀の牝鹿の虚を抱く劣情の意味も未だ知らずに
平成二十四年六月十九日
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少年Aは無言に云う気づいてお願い気づかないで
平成二十四年六月十八日
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雨まとふ泣きたいらしい少年は曖昧すぎて 壊れやすくて
平成二十四年六月十八日
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レジ越しの可愛いあの子の苦笑い四十歳差の 独身アピール
平成二十四年一月二十六日
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おじさんじゃ駄目かな
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「ちょこれいと」舌ったらずなえんしゅつでめせんは向けず 奇襲攻撃
平成二十四年一月二十一日
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ユニクロのサイズ違いの色違い 夫婦のような兄妹のよな
平成二十三年十二月二十二日
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爪を立て 君に生を 感ぜしむ 痛いと泣いて 僕に縋って
平成二十三年十二月八日
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寝覚めから 心憂く日は 髪下ろし壁をつくって 世界を拒む
平成二十三年十月十三日
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美しき 光りに抱かれた 夢の中寝覚めに君を 強く求めた
平成二十三年十月十三日
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失恋の心の穴に 染み入るは ココアを通した 君の優しさ
平成二十三年十月十三日
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秘めたりし 想いのうちを暴きしは思い余つて 縋った右腕
平成二十三年十月十二日
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訪れぬ 睡魔を誘う 喘ぎ声夜更けのベッドに 不眠の女
平成二十三年十月十二日
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