蒼井 月子さん
のうた一覧
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暴かれた秘密でさえも味方にしまつげが企む世界征服
平成二十五年二月二十五日
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張りつめたスネアドラムのようでした 銀の指輪も似合わないのに
平成二十四年八月二十三日
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ドロップが最後のひとつになりました導火線に火をつけるなら今
平成二十四年五月三十一日
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切迫感のない「忘れないわ」を察知して 君の背中は振り返らない
平成二十四年五月一日
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憧れはその完全な球体のプラタナスの実 空に投げ込む
平成二十四年一月七日
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肩越しに見える飛行機機首をあげ今思い出を縫うように行く
平成二十三年十二月十六日
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ひなどりの巣から世間を窺う眼髪梳く我を決して離さず
平成二十三年十二月七日
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「逢いたい」の「た」の字あたりでつまづいたできないことと知っているから
平成二十三年十一月二十九日
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弾かれてむくどりの群れ冬空にあの日破った手紙にも似て
平成二十三年十一月二十八日
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指先は消えゆく虹の弧をたどり重なる時を知る影ふたつ
平成二十三年十一月二十六日
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かりんとう夜更けに舌で転がせば甘さも孤独もしんと染み込む
平成二十三年十一月二十二日
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走り去る車は落ち葉舞いあげて安堵のため息カモフラージュする
平成二十三年十一月十六日
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あのメールさえも重たい夜があり「選択」「削除」指がついばむ
平成二十三年十一月十三日
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助手席の一途さならば抱きしめる続くカーブの先は見せずに
平成二十三年十一月四日
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三人称で綴る恋なら 見え透いた嘘もありかと滲む文面
平成二十三年十月二十七日
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図書館の本 端っこが折れたままページに数回「愛」など並ぶ
平成二十三年十月二十一日
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蜘蛛の巣にかかったひと葉埒もなくこぼれた色は吐息を染める
平成二十三年十月十八日
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木洩れ日に脚をなくした蟷螂の それでも我を威嚇する性
平成二十三年十月十七日
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きっと今日好きと言ってしまう乾いた草に火をつけるように
平成二十三年十月十三日
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痛いような決意が背中押す朝に「きっぱりと」という名前をつけよう
平成二十三年十月一日
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