佐々岡さん
のうた一覧
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ほんとうは何も知らない親指の付け根にほくろがあるかどうかも
平成二十三年五月三十日
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君思ひうなだれて咲くケイトウの雨に打たれて冴えわたる赤
平成二十三年五月三十日
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アンテナが反応しなくなったのですあなたをみると吹く砂嵐
平成二十三年十一月二十四日
6
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季節など知らないふたりであったけどそれが本望だったともおもう
平成二十三年六月二十日
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思い出せるわけもないのにただひとり驅られる黄色き花の名前は
平成二十三年五月三十日
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熟れていく夏の匂ひを持て餘し君はひとつのマンゴー潰す
平成二十三年六月二日
3
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シロップの甘さのどけき春の日に太腿に這うとかげは一人
平成二十三年六月二日
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指先を月明かりに照らしてみるさくら色はにせものの色
平成二十三年六月十八日
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桜色のマニキュアは綺麗です。
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手を叩き淋しいと云う君はいう軽き言葉のさめざめと降る
平成二十四年三月十四日
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透明な貝殼握りしめ歩く少女は家を知らないと云ふ
平成二十四年四月二十一日
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蔓はさみぽつてり色づくくちびるの横にひらくはささやきの「嘘。」
平成二十三年五月三十一日
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ゆつくりと瞼のうらにさわるよにわたしのことをめくつてほしいの
平成二十三年六月二日
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濡れ光る路面横切る自転車をながめてきみはさよならという
平成二十三年六月九日
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切り裂ゐてはくつつけてみて! がらくたでもいいわあなたに觸れられるなら
平成二十三年六月二十日
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立派なタキシードを着てお辞儀をしてあなたは華麗に過ぎ去ってゆくの
平成二十三年十月十四日
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じゃこじゃこと粒ガムのように君のこと骨ごと嚙んでしまいたくなる
平成二十五年一月二十四日
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一本のバーをふたりで分けている揺れないように足をひらいて
平成二十五年一月三十日
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たくさんの糸がよられて一本の糸になるごとエスカレーター乗る
平成二十五年一月三十日
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手のひらの壺をあければマッチ棒のごと御骨が重なつてゐる
平成二十三年六月二日
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失はれゆく中指の思ひ出の黒に染まるは梅雨のまぐれか
平成二十三年六月九日
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