金魚藻さん
のうた一覧
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青空に白く聳える直方体僕らの海は電子の彼方
令和元年五月二十六日
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出勤の檻から遥か中天に梯子の多い朝十時半
平成三十年十二月十三日
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小菊咲く庭の外れに朝落ちた雨粒がまだひとつ残れり
平成二十七年十一月十九日
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長い影、蝉がぶつかる窓ガラス(なにを世界と見間違えたの)
平成二十七年八月五日
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吾が胸を射てよ遠雷空に滿つ大和も今日を限りと思へば
平成二十七年七月二十四日
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漣や夜の仮寝の草枕度々残す波跡の深さ
平成二十七年七月二十二日
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山風の過ぐときこへし都だにしらしら濡れる吾が衣かな
平成二十七年七月十八日
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瓜あをし叔母の庭より毀れたる甘露肘より地に汚点残す
平成二十七年七月十三日
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麦の粥炊く鉄鍋の蓋がごと雨足爆ぜる厨の昼餉
平成二十七年六月十九日
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もう少し牡丹のせいが伸びたなら、この窓からでも見えるだろうか
平成二十七年五月三十一日
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ラヂオより流るるピヤノ冷たさにのばした指をまた仕舞ふなり
平成二十六年十一月十日
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白梅は花弁の雪を捧げ持つ過日の雪に折れた枝より
平成二十六年三月十一日
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歩めどもぬかるむ足の我が生は何時に歸るやゆきの坂道
平成二十六年二月十四日
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藍晶石あをいあをい顯微鏡から覗ゐた海に魚は何疋
平成二十五年六月九日
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買った顕微鏡でのぞいたカヤナイト...
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卷貝の中に瑪瑙は充填す貝の歎きをたれか知るらむ
平成二十五年四月十二日
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タンパク質は一定の条件下で周囲に...
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去年よりも春足早に過ぐる今朝夏よ疾く來い眩しいばかり
平成二十五年四月八日
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救世主殼より出ずる櫻花咲きて散りぬと釋迦の云ふなり
平成二十四年四月八日
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東京は南麻布の蝉時雨應へなければ頭蓋も割らむ
平成二十三年七月二十八日
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ぬばたまの夜のぬるさに耐へ兼ねてくちをひらくか睡る出目金
平成二十三年六月二十三日
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ほととぎす薪ふめふめ大原女の白い手拭重かァないか
平成二十三年五月二日
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