蕗子さん
のうた一覧
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蝉語では何と呼ぶのか一心に命の果てを追うこの夏を
令和三年八月四日
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指先で野の花の絵をなぞりゆく傘の内にて秋雨しずか
平成三十年九月十日
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検査痕かばいつ茹でる片腕に重し南瓜は湯気までも金
平成二十八年十月八日
9
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ミンミン蝉の声棲む樫の隧道をひと踏みひと踏み自転車の行く
平成二十八年七月二十六日
9
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泥土の小さき靴あと路地裏へト、ト、ト、と消えて春は終わりぬ
平成二十六年五月五日
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待ちわびし秋風ぞ吹きそれぞれに団地の窓の次々と開く
平成二十五年九月二十三日
4
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満月と言ったら知らないおじさんに否定されたよまだ未満月
平成二十五年九月十七日
5
もうすぐ、満月
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懐かしき予感は花の姿借り夜闇に人を呼び止む茉莉花
平成二十五年五月十日
6
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イヤフォンから零れるかすかなるショパンバス待つふたりを麦穂らが見る
平成二十五年五月五日
5
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桜花 懐かしいのと哀しいの間はなんだろ、何だろう、と散る
平成二十五年三月二十九日
6
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溶く時は誘っておくれ ひそやかに雪逃げ支度する夜半の冬
平成二十五年一月十四日
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蔓草が無邪気に繁り生命は飽和せり いま主なき庭
平成二十四年七月十一日
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木蓮の祈り届けよその組みし白き手指のほろり解くまで
平成二十四年四月五日
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春満ちて友らの発ちし後に君泣くな泣くなと菜花は揺れる
平成二十四年四月五日
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白木蓮 高き所に咲きをれば枯れゆく時も花独りきり
平成二十四年四月四日
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町中の片っぽだけで落ちている手袋あつめ干すイースター
平成二十四年三月二十七日
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命ひとつ養分にして生きてゆくバオバブよまだ星は丸いか
平成二十四年一月十九日
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心清み 世界が変わる束の間の十一月は好き?と風きく
平成二十三年十一月十一日
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いつ見ても顔いろ悪い娘だと銀木犀は前髪に降る
平成二十三年十月二十二日
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肉体をはなれ秋野を駆けてゆく野花うつくし 風ようつくし
平成二十三年九月三十日
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