ねずみさん
のうた一覧
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湧く玉の潔けく出流巖清水言霊なれよ吾が魂にも
平成二十三年四月二十六日
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浅間大社湧く玉池の水のように、私...
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ひさかたの光のなかの立ち葵手を振り君を見送る朝に
平成二十三年六月二十七日
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たち葵の花は身丈があるので、風が...
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あまてらす かみのみこころ ひとはみてあさひと思ひ ゆふひと思ふ
平成二十三年四月二十八日
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太陽は変わらないのに人は立ち位置...
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鮮やかな 浴衣横目に 地藏盆母のお古に 泪 一粒
平成二十三年七月二十七日
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近所の女の子は新しい浴衣を買って...
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立つ鳥の濁り跡なき淋しさに泪で亂す 寂寞の朝
平成二十三年十月十九日
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渡り鳥とは恋をしたことがないので...
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離れても けなげに咲いた 花である子のしあわせが なにより嬉し
平成二十三年五月八日
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母の日のプレゼントには白いハイビ...
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早池峰を 濡らす雨粒 紅黒く泣澤女神 鎭魂の詩
平成二十三年四月二十六日
6
北上高地に坐す神々もきっと悲しい...
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ただしきは うつろひゆけど ゐたづらにそめにかへるよ 富士の白雪
平成二十三年四月三十日
6
ただしき=正しき、色、四季。そめ...
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蝋燭の生命の焔ふつと消すみまかうやうな闇がさみしい
平成二十三年五月一日
6
バースデーケーキの蝋燭って命に似...
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君思ふ奴の力があればこそ君が力の力になるよ
平成二十三年五月三日
6
周りの人々や環境などなどのおかげ...
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蜜の山 甘がしおかし 恋すれば愛憎の果て 大和散々
平成二十三年五月六日
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畝傍山と耳成山と香具山は三角関係...
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潮騷の砂に潛りし磯貝は片戀ゆゑに水面は知らぬ
平成二十三年五月十日
6
磯貝は片恋にかかるそうです。秘め...
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人知れず 若葉が茂り 蓮華咲く心躍るよ 初夏の薫りに
平成二十三年五月十一日
6
暖かい日が続きマウスね、気がつけ...
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過去に生き今を生きない君の日々胸に鍵かけ未來を拒む
平成二十三年六月二十日
6
そういう幸せもありなのかなと最近...
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惡童の穴あく靴が物語る背伸びしすぎた冒險の痕
平成二十三年六月二十三日
6
近所のボーイたちの足下は殆ど穴あ...
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幾萬の生命の上に在る身ゆゑ粗末に出來ぬ 吾の運命
平成二十三年九月六日
6
今のわたくしは沢山の命を頂いて存...
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夕闇の家路を急ぐ足下に金の光をくれた満月
平成二十七年九月二十八日
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ひとり暗い夜道を帰るとき、お月様...
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つらいこと あるたびいつも いつぽんのつよく線ひき しあはせにする
平成二十三年四月二十九日
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辛い事も「一」つの見方や経験で幸...
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あしびきの 杉山が奧 在るときく高根の花は さぞや美し
平成二十三年四月三十日
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素敵な殿方のご寵愛を得た女性はさ...
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殺戮の伊吹ひとふきカビキラー人の業にてゐずるカビ死す
平成二十三年五月五日
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ただひっそりと生きていた黴、怠惰...
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