孤望さん
のうた一覧
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出会うとは神の意志なりさりながら再び会うは人の意志なり
平成二十三年一月十五日
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大丈夫我そのままに夢路ゆく見渡す限り花の瀧へと
平成二十三年一月十五日
7
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生きていくことのこんなに重い夜ラジオが私のために泣いてた
平成二十三年一月二十六日
7
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心にも絆創膏とかさぶたがあればいいなと深酒をする
平成二十三年一月十六日
6
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迷ったら優しいほうを選びなさい易しいほうでなくと母声
平成二十三年一月十二日
5
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冬の日のナイフのような光たち図書室のあの席にいる君
平成二十三年一月十三日
5
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目覚めればいつもどおりの鄙の夢呼ぶ声がして春降る光
平成二十三年一月二十日
5
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冬の夜ひとりでなにもせずにいる宇宙は私と詩だけのような
平成二十三年一月十三日
4
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居場所とは場所というけどほんとうは人のことだと膝枕する
平成二十三年一月十四日
4
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世界とは輝くガラクタつくっては放りなげてるコドモのパレード
平成二十三年一月二十六日
4
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ことごとくせかいの時が白々と止まったような夏の海です
平成二十四年七月二日
4
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世界中の白いパラソルが一斉にひらいたような笑顔でした
平成二十四年七月三日
4
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人生の長さを望遠鏡で見て途方に暮れてドーナツ食べる
平成二十三年一月十二日
3
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申し訳ございませんと給仕言う地球食堂は満席です
平成二十三年一月十二日
3
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永遠とつい昨日まで遊んでたどこ隠れたの僕が鬼なの
平成二十三年一月十二日
3
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卒業の前の日のいま思うこといつまで忘れずいるんだろうな
平成二十三年一月二十八日
3
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雪の朝世界はただいま生まれきただってこんなに眩しいのだもの
平成二十三年二月十二日
3
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家族って一緒にご飯を食べること何があっても今は駄目でも
平成二十三年三月十九日
3
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うすぐらい自分と靴しかないように靴みがく横で眠る三毛猫
平成二十四年六月二十九日
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夏はまだ終わってないと叫んでる蝉と私と向こうの雲と
平成二十四年八月二十六日
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