あさがおさん
のうた一覧
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究極の愛のかたちは何一つ残さずあなたを食べ尽くすこと
平成二十二年十月二十二日
8
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悪者にしか描かれぬ私なら生まれ変わりはもう望まない
平成二十二年十月二十二日
6
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あなたにはわかるはずない 胸びれや尾びれを動かす時のせつなさ
平成二十二年十月二十一日
5
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勝てぬならわたしの存在意義はない走り続ける姿を愛でよ
平成二十二年十月二十八日
4
競馬馬の一言
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気がつけば身は枯葉色 気がつけば冴えわたる空 しずかなおわり
平成二十二年十月二十二日
4
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草食に憧れたこともありました飛蝗のみどりが眩しすぎるから
平成二十二年十月二十二日
4
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羽ばたけば小さなこころは波打ってこのまま死んでもいいかもしれぬ
平成二十二年十月二十四日
4
鳥の一言
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夕焼けに胸が締めつけられるのはDNAのさびしい記憶
平成二十二年十月二十五日
4
象の一言
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振り上げた鎌はなんにも切れなくて思いを引き寄せるためのレプリカ
平成二十二年十月二十二日
3
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向かい風とたたかういたみを知らぬままヒトはわたしを見上げ羨む
平成二十二年十月二十四日
3
鳥の一言
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一羽また一羽と力尽きてゆき南のうみははるかにつづく
平成二十二年十月二十四日
3
鳥の一言
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黒服の働き蟻に恋してもはたらく以外知らないらしい
平成二十二年十月二十五日
3
象の一言
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むらさきに咲いてみました少しだけ高貴なふりのしたい年頃
平成二十二年十一月一日
3
朝顔の一言
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卵さえ思い通りにそだて得ず今年はじめて北風が吹く
平成二十二年十月二十四日
2
鳥の一言
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這いずって生きる小さな生き物よそらの広さを知ろうとするな
平成二十二年十月二十四日
2
鳥の一言
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どうせならダンボみたいに爽快な仕返しのできる身でいたかった
平成二十二年十月二十五日
2
象の一言
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湖の底ふかくしずかに身をひそめ龍になる日を待ってるわたし
平成二十二年十月二十一日
1
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サバンナとか聞いたことならあるけれどやっぱりリンゴはサンつがるよね
平成二十二年十月二十五日
1
象の一言
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愛だとか憎しみだとか知らないわ周りの水が冷たすぎるの
平成二十二年十月二十一日
1
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鯉のぼりなんて布切れ ハラワタもココロもあるから池に沈むの
平成二十二年十月二十一日
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