鴫沢葦穂さん
のうた一覧
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かむなぎの清き鈴が音にさそはれて白雪ぞ舞う弓弦羽の宮
平成二十四年一月十日
10
一月二日に寮の初詣でで祝詞をあげ...
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窓辺に鳴きをりし蝉ぱったりとその声絶えぬ息絶えぬかも
平成二十三年九月四日
17
ミンミンゼミの声が力なく止まり、...
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空蝉のぶらさがりをり大口を開けし狛犬の左の耳に
平成二十三年八月三十一日
18
八月初頭の故郷の神社での光景。い...
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ひぐらしの声ゆふだちのごときかな空に吸われて耳にきこえず
平成二十三年八月三十一日
12
今月のはじめに帰省した際の体感。...
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我が恋が叶はぬならば時ならず鳴く蜩と共に去にたし
平成二十三年八月一日
21
関東での七月二十日ごろの台風一過...
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知らずして日々過ごすこそ苦しけれ 吾が身を焦がす君が心を
平成二十三年五月二十五日
22
言いたいことはそのまま言葉どおり...
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降りしきる雨に顔向け池の中青鷺一羽凛と背を張る
平成二十三年五月十三日
42
激しい雨の中いつもと変わらない様...
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電話越しのあなたの声が染みわたる 日照りに降れる雨のごとくに
平成二十三年五月十二日
15
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首に掛けし産土神の御守りを片手に握り溜息をつく
平成二十三年五月十一日
14
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何もかも咽頭を通らずなりなりて眼下の隈のみ溌剌とする
平成二十三年五月十一日
14
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故郷の村の灯火の遠ざかり霧の奥へと消えぞ行きける
平成二十三年三月二十九日
19
実際に昨夜故郷を離れるに当たって...
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別れ行く村の甍を眺むれば春待つ丘に寒風ぞ吹く
平成二十三年三月二十九日
40
この春大学に合格し、昨夜故郷を離...
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風吹きて月光の下庭先の百日紅散る 秋は来にけり
平成二十二年九月二十五日
22
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街中で鼻をくすぐる香して返り見す先の地蔵尊かな
平成二十二年九月二十二日
16
通っている高校から駅までの途中に...
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線香の煙にまぐれ落つる蚊の空指す脚を見るぞ哀しき
平成二十二年九月二十二日
24
蚊取線香で蚊が落ちるのを初めて見...
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昼も暗き深山の森にひぐらしの鳴き響む声を聞きて歩きつ
平成二十二年九月二十一日
32
昼なお暗い近所の森に夕方に立ち入...
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天離る鄙辺の森ゆ立ち上るひぐらしの声に涙落つるも
平成二十二年九月二十一日
28
家でひぐらしの鳴き声を聞いて、深...
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