うみさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
逃げ出して 古い空き部屋に 忍び入り 畳は硬い 雪降りの夜
平成三十年四月三日
3
もっと見る
下宿先 流しの下に 放置せし 古いコーン缶 火にかけて食う
平成三十年四月三日
3
もっと見る
奨学生 強欲おやじの新聞店 辞めて給料の 有ったことを知る
平成三十年四月三日
3
もっと見る
もう財布に一円五枚と五十円 五十四円のラムネ菓子買う
平成三十年四月二日
3
もっと見る
戌の日の 腹帯詣り 母を連れ 二十歳違いの 妻に手合わす
平成三十年一月二十九日
6
もっと見る
五ヶ月の檢診をした妻に訊く 君は元気か 娘か息子か
平成三十年一月二十九日
8
もっと見る
ごみの飛ぶ街の倉庫の夕顔の蔓がフェンスにその手をのばす
平成二十九年八月二日
2
もっと見る
信号を見送り 熟れる枇杷の実を 橋のたもとに引き寄せて食う
平成二十九年八月二日
4
もっと見る
鉄塔をゆるゆる上り下りする高圧電線407キロ
平成二十七年九月十四日
3
もっと見る
平原に立つ生け贄が顔を上げ白いタクトを地に振り下ろす
平成二十七年九月八日
2
もっと見る
銀色のトランペットの朝顔にあの子の顔が映り込む距離
平成二十七年九月八日
3
もっと見る
面影を思い出せない爺ちゃんの鮎釣りの竿抱きしめて寝る
平成二十七年九月一日
11
もっと見る
伊勢落の街道白い輪郭の洗われてゆく角の薬屋
平成二十七年七月十四日
4
もっと見る
我が家にも今朝届いたか青空に咲く一輪の赤い秋桜
平成二十七年六月三十日
7
もっと見る
待井湯の由来を刻む碑が据わる 桜の幹の傷に蜜満ち
平成二十七年六月三十日
5
もっと見る
勝ち組と負け組などと言うけれどアケビを取ったことがあるかい
平成二十三年十一月十日
6
もっと見る
エンジンの蓋が閉じられトラックの重低音がいかにも軽い
平成二十三年十月二十五日
0
もっと見る
ショベルカー土掘る爪を振り上げる空に雪野の山のしずけさ
平成二十三年十月二十五日
7
もっと見る
雨雲の西へ流れる長浜の道のむこうに秋桜が咲く
平成二十三年十月二十五日
4
もっと見る
うつりゆく春のそらから落ちてくる雨滴の電荷を測れ科学者
平成二十三年三月十三日
1
もっと見る
1
|
2
>>