彷徨子さん
のうた一覧
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夏の果てて苦き麦酒の香の去らぬ空き缶を捨つ長月の闇
平成二十二年九月十七日
11
ああ、夏が終わったんだなぁとしみ...
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臥したるに秋は見えねど隣家の石鹸の香の匂ふ風涼し
平成二十二年九月十七日
4
涼しくなって心にゆとりが出てきた...
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ひとり食む道草も無しいづ方も人語らひの花の咲ければ
平成二十二年九月十一日
10
ひとりでぼんやりしたくて喫茶店な...
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口づけの甘きはゆかしからざるや音無き路の珈琲の缶
平成二十二年九月十一日
9
誰も通りそうも無い場所にぽつんと...
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装はばあらまほしきさま見する鏡ひとつ答へよ我は誰なるや
平成二十二年八月二十七日
5
鏡を見るときは無意識に良い表情を...
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殺めたる蠅の骸をながめつつ己が生きたる所以をぞ問ふ
平成二十二年八月二十七日
8
私はこの蠅以上に、生きるに相応し...
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聞こゆるはさらぬ別れと知ればこそさめざめと鳴れ携帯電話
平成二十二年八月二十七日
5
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噴水は水面に見ゆる青空の清きにあくがれ白く射精す
平成二十二年八月二十五日
1
清々しきエロティシズム。
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年ごろは触れざりし弦鈍色は疎かに過ぎし月日をもどく
平成二十二年八月二十五日
4
久しぶりにギターを引っ張り出して...
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日は果てぬ紅き炎の円なるを惑へる我の瞼に焼きて
平成二十二年八月二十三日
9
沈む直前に一際丸く、赤く輝く夕日...
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もろともに過ぎにし日々は夏八つ団扇破れつ戦友の傷
平成二十二年八月二十三日
6
8年間、よく持ちこたえてくれまし...
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言の葉のやはらかなるは深き溝に積もると知らず足は沈みぬ
平成二十二年八月二十一日
9
言葉を介した人と人との繋がりは、...
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世を離るる心は酔ひぬ人の波寄せては返す麻布十番
平成二十二年八月二十一日
6
行ってきました、納涼祭。
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祭りへと流るる波に逆らひて家路をぞ往く貧しき孤独
平成二十二年八月二十一日
7
夜店で売ってるものって、結構なお...
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咲きたるは炎の菊花誰も居ぬ橋の柵越しに空を掠めつ
平成二十二年八月二十日
5
人ごみを避けて花火を見ると、遠い...
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独り夜に訪ひてくれしを喜ばず打つを嘆くやごきぶりの君
平成二十二年八月二十日
3
ヤツは何であんなに不快感を与える...
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まどろみの重きに堪へで瞼落つ茶のぬるびゆく時も見ざるや
平成二十二年八月二十日
4
眠たくて、眠たくて、死にそうでし...
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寝苦しく結べる指の覚ゆるは何れの汗にや名も知らぬ人
平成二十二年八月十九日
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いささか不道徳ではありますが・・...
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出づるほどに傘具さば晴れ具さずんば雨降らしめむ雨男なれば
平成二十二年八月十九日
1
そーいうものでしょう。
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米を炊き烏賊煮つけたり己がため独り好める味に調へむ
平成二十二年八月十八日
6
食べてもらいたい人がいて、味付け...
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