半格斎さん
のうた一覧
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立あおい つぼみ残らず花となれば 梅雨が終わりと他人は言うなり
令和六年七月一日
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田舎道、車を走らせていて、ふと目...
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風わたり葉ずれの音の間をついて クルミ落ち来る音三つなり
令和六年六月二十九日
7
カサコソと桂の木の葉擦れの音が止...
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アカシヤの花房白き艷艷を 皐月の風は妬ゐて逆卷く
令和六年五月二十九日
8
ここの所、陽があるのに風が強いん...
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早苗田が沸き立つごとし真ん丸の 月をあがめむ蛙の読経
令和六年五月二十三日
11
音頭取りはどうやってするのでしょ...
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胡瓜二種トマト三種を植え終えし 頃見計らい小糠雨降る
令和六年五月二十一日
7
でっかくな〜れ
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虎杖を揺らして吹くや春風に 裏白見せて踊る葉先よ
令和六年五月五日
8
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遠山の名残りの雪をながめつつ 花冷えの街を歯医者にいそぐ
令和六年四月二十日
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春を待つ生きとし生けるものたちの ゆくえはばまむ冬の猛者たち
令和四年二月二十三日
7
津軽には七つの雪が降るという。 ...
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有明の月影うけてゴミ出しの うす雪踏まむ如月の頃
令和四年二月二十三日
8
週に二回の燃えるゴミ出し担当です...
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街角の足湯に入りてなごめども 頬さする風は もはや険しく
令和三年十月十日
8
秋風の寒い季節になりました。
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雪解けの圃場に散らばり食む鳥は 明日は歸るかシベリアの地へ
令和三年三月十五日
14
白鳥の一団を見て
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春の陽は柔らかきにありひらひらと 鄙の湯殿の湯面に搖れる
令和三年三月四日
11
まったりとした春の日、温泉を楽し...
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如月の雪の堅さに怖ず怖ずと 歩む山鳥 春は間近に
令和三年二月十一日
10
少しばかりの雪晴れの合間に見たん...
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呟くも雪に埋もれて如月の 春は未だに遠國にあり
令和三年二月三日
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待ちわびて待ちわびて、早く早くと...
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いつもなら白き野面も冬の陽の やわき日影に枯れ姿見せ
令和二年十二月十二日
11
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妖しげな雲や漂ふ明けの空 なゐ震る きざしか 枕かかえむ
平成三十年七月二十八日
12
新潟地震の時の異常な雲を思い出し...
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冬耐へて さ庭の隅の鉢植ゑの 莓は赤く色づき給ふ
平成三十年六月五日
20
まもなく食べられそうです。
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釣り糸を垂らして待つや鰰の 当たりは無しやなぐり雪かな
平成二十九年十二月十七日
16
寒くてぼうずとは・・最低の一日で...
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湯上がりの帰る道の途冴えわたる 細き月影肌をつらぬく
平成二十九年十一月二十五日
18
火照った体が、瞬時に凍り付くよう...
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雪まねく雨や軒端をいたぶりて 宵は静かに更けてぞゆかむ
平成二十九年十一月二十五日
18
この雨は雪を連れてくる雨だなぁ・...
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