黒田さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 這ひ歩く虫々のやう制服のリボンを外し生くる日々なり 平成二十三年十月二十一日 3 もっと見る
- スカートの見知らぬ皺は量り売りしていた春の、多分きずあと 平成二十三年十月二十一日 2 もっと見る
- 昨日まで生きてた私を弔って着てる 真っ暗色したスーツ 平成二十三年四月一日 3 もっと見る
- 嘘だよと言われる準備は出来ているスーツ着たまま棒立ちのまま 平成二十三年四月一日 2 モラトリアムの終わりに もっと見る
- 早々に目覚めし街で脳幹の震う私はとりのこされて 平成二十三年三月十六日 5 私の街はあっという間に日常を目指... もっと見る
- 「昼、ラーメン」「今日行く」ほどの軽さにて「好きだ」と君の呟きが、なう 平成二十二年十月四日 2 待ち伏せ、恋文、電話、メール、T... もっと見る
- 実体なきアイドルたちの歌声す耳栓代わりのｉＰｏｄ鳴り 平成二十二年九月二十六日 3 もっと見る
- あの人と似ている場所は背中だと回した腕で気付く 罪、とか 平成二十二年八月二十五日 7 もっと見る
- 国々の戦知らせし新聞を猫２匹さえ争う部屋で 平成二十二年八月二十五日 9 もっと見る
- 終戦のニュース見ており、汗をかく麦茶のぬるむ正午。祖父、立つ 平成二十二年八月十五日 9 もっと見る
- 仕事ゆえ私の素顔をあばく人「度を上げますか？」既婚者の指 平成二十二年八月十五日 1 もっと見る
- 「今日もまた、晴れています」とメールあり君が帰省す広島の空 平成二十二年八月六日 6 もっと見る
- 戦争を知らぬ子らから生まれ出でこの目に眩し日の丸の旗 平成二十二年八月三日 5 もっと見る
- みっちゃんは「何でもない日」と教師らが教えしサラダ記念日生まれ 平成二十二年七月二十六日 6 もっと見る
- 夏の日の鞄の中で涙よりぬるき目薬 コンタクト用 平成二十二年七月二十二日 4 もっと見る
- 今日もまたカノンのごとく憂鬱に向かう電車は私をのせて 平成二十二年七月二十一日 2 くりかえされる。くりかえす。 もっと見る
- 世の中の何を恨んで、猛暑日の君首筋に汗の流るる 平成二十二年七月二十日 4 もっと見る
- 寝るときに貸した片腕痺れさす君の空っぽ頭の重み 平成二十二年七月十九日 2 もっと見る
- 向かい風温く、頭上に星は無し。ああ、独りってこれのことかも。 平成二十二年七月十八日 7 もっと見る
- なにげなく肩がぶつかるその距離でつかず離れず各駅停車 平成二十二年七月十八日 5 もっと見る
