餅野ロン代さん
のうた一覧
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撫でたあと指の轍ができている砂漠にひとり、横たわる春
平成二十八年三月二十八日
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無神経な人が好んでやってくるショッピングモールには屋根がない
平成二十六年十二月十九日
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線路脇にてつまんできた花の葉を太古のゴシップ記事の栞に
平成二十六年十二月十九日
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たびのそら南国のそら雪国のそら、てのひらにはさんで帰郷
平成二十六年六月二十一日
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生卵の薄皮のなかにおりますがパリの夜にも似ているそうです
平成二十六年六月二十一日
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さよならと言うだけでさよならできるからさよならと言っていたのだ、さよなら
平成二十六年五月一日
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先頭で引率している先輩の広い背中を借りて なく蝉
平成二十六年四月十七日
6
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やわらかな聖を思わすような手で包み込まれて生き返る鳥
平成二十六年四月十六日
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おはなしが車両の繋ぎに吸い込まれ広げてもらった本を見るだけ
平成二十六年四月十六日
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つり革についてたワインの広告でワインのお店に辿り着けない
平成二十六年四月十六日
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バンジーで箸を片手に飛び降りた村の勇者がつまんできた海
平成二十五年七月三日
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ゆきずりがゆきずりをよぶたびさきでゆきずりうまれのむすめが見た空
平成二十五年二月十四日
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真夜中の夜露のベンチに蒔いた種 隣の客に美味しい果実
平成二十四年九月十二日
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全身の半分それが上半身さらに半分上半身右
平成二十四年八月八日
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味のない半枯れのツタのあばら家の窓越しにいる高貴なる猫
平成二十四年八月八日
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髪型が変わったのにと嘆くひと黙っていたけど気づいてました
平成二十四年七月三十一日
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そうめんの氷がうつるその淵にウキをながめる老人がいた
平成二十四年七月三十一日
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八割がプラスチックで覆われた水そうのなかのガラスのうつわ
平成二十四年七月十一日
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いつかみたマーブル模様の泥沼に赤を足すべくポストが走る
平成二十四年七月十一日
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広い空たかまる鼓動ひかる汗たかまる鼓動 わるい体調
平成二十四年七月十一日
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