まるむんさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ユーミンの父の部屋より流れ出づ父の背中はなお大きくて 平成二十二年十月六日 1 もっと見る
- オレンジの香り弾けて鮮やかに何時までも指先に残りぬ 平成二十二年九月二十五日 2 もっと見る
- 飲み干したグラスの底に映る色明日の景色見た気がしており 平成二十二年九月十日 4 もっと見る
- 淋しさの予感を運ぶ無花果の香り漂う晩夏の風は 平成二十二年八月二十六日 6 もっと見る
- 熱帯夜に蒸され膨らむ満月のふわふわ空に浮かぶ輪郭 平成二十二年八月二十六日 6 もっと見る
- 前を見て歩けない日の帰り道赤いハイビスカスを見過ごす 平成二十二年八月二十五日 11 もっと見る
- ひとつずつ仕事の山を崩す日々目まぐるしさに酔っているよう 平成二十二年八月二十五日 2 もっと見る
- 無花果の熟れた香の漂いて小学校の校庭の隅 平成二十二年八月二十五日 3 もっと見る
- 傘を差し俯き歩く夜道にて緑の気配が突如膨らむ 平成二十二年七月九日 3 もっと見る
- 通り過ぐ花屋の軒に桔梗の青灰色の朝に色彩添えて 平成二十二年七月九日 4 もっと見る
- 濃密に香りを放つ百合の花気配感じて足を止めたり 平成二十二年七月九日 4 もっと見る
- ため息が我の中からこぼれ落ち一時停止のスイッチを押す 平成二十二年七月六日 3 もっと見る
- 忘れていた息苦しさの蘇る青い熱気が全身に満つ 平成二十二年七月六日 3 もっと見る
- 忘れていた息苦しさを思い出す熱もつ細胞全身に満つ 平成二十二年七月六日 3 もっと見る
- 細胞に刻んだ痛み思い出す君の厳しい視線の先に 平成二十二年七月五日 3 もっと見る
- 鳴り響くストリングスに目を閉じる細胞満たすバラードを聴く 平成二十二年七月五日 5 もっと見る
- 願わくば明日に乾け手の平に人知れず落つ涙一粒 平成二十二年七月五日 8 もっと見る
- ヘッドフォン耳に押し当て奥行きのある闇歩く声を頼りに 平成二十二年七月三日 2 もっと見る
- 多層化した夜めくってもめくっても君との距離が近くならない 平成二十二年七月三日 6 もっと見る
- こだまする頭の中の君の声記憶と化して重力を持つ 平成二十二年七月三日 1 もっと見る
