山田杜魚さん
のうた一覧
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嘘が罪なのではなくて最後まで嘘を吐き通せないのが罪
平成二十二年六月十四日
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寝そびれる吾子にかそけき裏声で谷山浩子を唄ふ真夜中
平成二十二年六月十八日
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此処ではない何処かへ向けて蹴り出せど必ず此処へ戻る鞦韆
平成二十二年五月二十七日
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かなしみは海に似たればその海の深きに棲まう人魚にならむ
平成二十二年七月五日
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小雪舞ふ伏見稲荷の沿道の七味唐辛子のやうな侘しさ
平成二十二年五月三十一日
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少年よゆめゆめ忘るることなかれ「御婦人はみな理不尽である」
平成二十二年六月二十五日
8
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波音は空耳ならむ我が部屋のベランダからは海は望めず
平成二十三年六月二十四日
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思ひ出は美しかつたと過去形で靜かにきしめ囘轉木馬
平成二十二年五月三十日
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武蔵野の坂の途中で月に吠ゆ いいことばかりはありゃしねええのさ
平成二十二年六月一日
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一人子を載せて鐵路を廻り行くお猿の電車に夕陽は差せり
平成二十二年六月五日
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いま「愛」を「し合って」ゐるのかぼくたちはこんなに裸でこんなに惨めに
平成二十二年六月七日
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丸善の本棚つひに爆發せず檸檬は持つて歸れ基次郎
平成二十二年六月十日
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消し忘れしテレビのひかり踊りたる部屋で目覚めてみたれば独り
平成二十二年七月一日
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蜂蜜をかけて闇夜に置き去りにされて泣いてた二月の記憶
平成二十二年六月二日
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夜半に君が帰った後の雨だれを温い毛布に包まれて聞く
平成二十二年六月十七日
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吃水に陽光は搖れて干渉る翳を乳房とふふむ午後二時
平成二十二年六月十九日
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隠すべき傷痕がどれかわからない。あなたが指でなぞって。決めて。
平成二十二年六月二十四日
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生まれ出る悩みを深く身に沈めアトムの眠りつける水棺
平成二十三年四月二十三日
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この地にも空はありけり仰ぎ見て青年は皆荒野を目指す
平成二十三年六月三十日
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そりゃ「空(そら」あり」じゃなく...
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我輩は猫では無いが名前も無い ゆるりと時の函船に眠る
平成二十二年五月二十八日
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