ゆびきゅのお気に入りの歌一覧
まき
まよなかのへやで「いきててよかった」とつぶやくひとりぼっちのひつじ
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平 美盛
夏過ぎて 釣瓶落としに 陽が落ちる 秋の夜長は 人肌色恋し
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光源氏
君をのみ思ふ憂き世の枯れすすき月のかざしは渡ることなく
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十六夜
吹き抜けの3階通路で君を待つ見つかる前に見つけたいから
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水島寒月
夕されば通用口の木斛に差す秋の陽の細くなりゆく
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詠み人知らず
オアシスがほんの束の間あればいいそれが罪とはたれも問へない
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只野ハル
デイサービス初日になるはずだった日に入院の母の不運
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林ユキ
はらはらと草の実木の実散る夜のツキノワグマの静かな眠り
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虹雲
葉をふるう桜並木の枝透かし黄金の空の炎上を見る
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葉月夏生
高原にメリーゴーランド夢見るハロウィンのカボチャは廻る
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芳立
忍びかね思ひはなにになぐさまむ虫の声だにくぐもれる夜
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トーヤ
春の夜語り明かしたその後に流した曲は買ったCD
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ゆべし
甲斐なきにランバラユリをば撒き散らす肥溜の上鼻を削ぎてむ
4
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石銅サヨリ
二進法のように増えてく寂しさの数値ずらしてゼロを並べる
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価格未定
丸まった背中を伸ばし飛び込んだ真綿の海で貴方に会おう
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ほたる
少年を呼び戻したい切望は君にぶつかり跳ね返るだけ
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銀ねず
今し飛ぶ鳥やはだれと見るまでに羽根ひらひらと秋空のなか
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森近結歌
索漠と 過ぐる一年 紅に 隠れて見えず 秋の夕暮れ
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只野ハル
不幸だと思う思いを消せるほど呑みたくなれど呑み足りナイト
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加祢
秋茸の香りふうじて炊き込めし飯ほのかにて味覚澄ませり
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