弦跳のお気に入りの歌一覧
浅草大将
長き夜の鯛つり舟も浪に今朝向くと知らじは人のみか嗚呼
11
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風蘭
黄昏にたたずむ猫がもうちょっと撫でて撫でてと足元まわる
19
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浅草大将
膝の上に何時しかねむる老猫よ我のすゑなどゆめに思ふな
26
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七色コイン
クラクション誰かが鳴らし銀狼に抜かせるものか傷は恐れぬ
11
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山桃
かなしみを歌ふにあらね胸さわぐ黒蝶吐けばさらにかなしも
3
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浅草大将
夢にのみみちの奥なるうた枕今朝はうつつの涙に濡れつ
10
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浅草大将
しほの間の水底ひかるこの真珠のこる貝こそなみの間の星
18
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浅草大将
ぬばたまの闇にひかりもさすたけの君が心に得るとらの星
14
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林ユキ
まよなかの月のひかりをほろほろとひろってかへる雪のほそみち
24
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悠々
黒猫も白猫もみな欠伸する春とはなりぬいざ恋をせむ
21
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島祝
見渡せば人や来たるぞ寒櫻めでよめでよとさきをあらそへ
10
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島祝
本の歌の遠くばかりなる歌枕に諧謔たたぬ間こそをしけれ
5
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島祝
一番槍あげんと駆ける春風に討ち取られたる花よはらはら
6
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只野ハル
そうじゃない人の詠いし哀しみは染まずただよう白鳥のゆめ
2
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山桃
柵立つと空ゆく羊を呼ばへども雲の身の上飛び超えて去ぬ
6
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山桃
迷ひ道 物見の鳥の誰何せば 帽子をとって 歌へ鄙歌
5
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只野ハル
巻き寿司も豆も要らぬと立呑の鰯で熱燗赤鬼が居る
25
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光源氏
春来たと粗忽の蛙騒ぎ居り梅の小枝のうぐひす笑ふ
10
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狐
何気なく撫でた愛猫眠り貌 馴れてくれるな 此の手以外に
1
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じゃこ
うまい夢食わせてやりたい一心でひたすら眠るバク飼育員
20
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