ふきのとうのお気に入りの歌一覧
聴雨
大神の山ふところに懐かれて迷へる背に木漏れ日は添ふ
18
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恣翁
春訪へば 別離の歎き甦り 君への思ひ 絶ゆることなし
15
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へし切
水温み羽音さわがす川辺には北へと帰る群れ鴨のあと
21
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へし切
春ごとに千種ながらに色づけり霞たなびく山の花かげ
20
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へし切
うたのわを離れしといへど友は友 君が詠まれし歌は忘れじ
14
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へし切
老いぬればあだなる草の吾が身かな おく露霜にこころも萎る
24
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聴雨
誰となく春は名のみの口遊み続くラララに笑みの溢るる
15
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小林道憲
朝日さし眩き光きらめきぬ 若芽凍える春の降り霜
11
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聴雨
風に香を零してまろき白梅の春陽いだける蕊やはらかき
15
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へし切
菜の花の沈む夕日に色はへて月はおぼろに春の夕暮れ
18
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浅草大将
この春に誰かは花をみつ五郎その名のなしの園ぞさぶしも
13
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紹益
南から 春一番が 吹き荒れて 冬の名残を 遥か蹴散らす
15
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ながさき
ウクライナ 涙で語る 老婦人 「平和があれば、何もいらない」
19
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半格斎
ぬくもりの冷めやらぬ指で脈をとり 大事なきこと笑顏でかへさむ
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詠み人知らず
一面の白を区切った畦道を 背筋きりりの農夫が歩く
16
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へし切
春と聞き初音めづらしうぐひすの啼き来る里に匂ふ梅の香
19
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月虹
すれ違う時間の中にお互いを想う気持ちも交差している
27
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粕春大君
朝まだき綿を羽織りて石を踏めばそよ吹く風に梅の香ぞする
31
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すばる
久しぶり休日デート誘われて跳ねる足取り揺れるスカート
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へし切
青天に此の君なくばまよひなく清しく生きる吾もまたなき
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