東大寺のお気に入りの歌一覧
まぽりん
湯浴みしてほの赤らひく薔薇の香のうるほふ肌にくち寄する君
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まぽりん
そと唇を触れなばとけむ薄絹のなかに秘めたる白きやは肌
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まぽりん
恋ふる身は浮かれこがれの花筏たゆたふ波に行く方しられず
31
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まぽりん
巴里の河みづながれゆく鐘の音のたかき塔よみがへりなむ
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紫陽花6219
飾らない無地の半紙に込められしいにしえ人の心思いて
5
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らてん
傾けたワインの色香誘われて 艶肌深く 紅く 鎮めて
5
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詠み人知らず
膨大な植物学名リスト中 レンゲ見つけてほっとひと息
5
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詠み人知らず
長イスが二つしかなくサルトルに けんか売ってる三角関係
3
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詠み人知らず
瞬間を一滴の水とするならば 涙の量が生涯となる
26
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詠み人知らず
さざ波の一つひとつに在る月に うさぎの居ると君のつぶやく
15
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河のほとり
静かなる木々にさみだれ降り初めて山ほととぎす鳴くを待つかな
11
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詠み人知らず
キッチンに娘と並ぶ休日は餃子の皮にしあわせ包む
24
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モニカ
最高の笑顏で上司に酒を注ぐ年末最後の大仕事なり
13
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詠み人知らず
瑠璃色の 切子グラスで 飲み干した 顔も知らない 夏の面影
9
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つやはき
粉雪の踊るに紛れて 半りんご かじかむ手から ほのかに香る
5
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詩月恵
金木犀 わたしはずっとここにいる 来る人もなく待つ人もなく
29
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詩月恵
力強いあなたのその手とても好きあなたが触れる全てになりたい
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みづ子
あざやかな真っ赤に香る実を結び花は見せない無花果の女
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詠み人知らず
潔し! そんな美学で生きてみりゃ 男も逃げる! ま、いいだろう!
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詠み人知らず
魔女二人密会をする横浜港 媚薬 濃密 秘酒酌み交わす
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